2021.08.30

クレイ・トンプソンのシューティング練習を見たルーキー「他とは別格だと思えた」

3シーズンぶりの復帰を目指すトンプソン[写真]=Getty Images
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 今年のドラフト1巡目14位でゴールデンステイト・ウォリアーズから指名されたモーゼス・ムーディーは、198センチ92キロのシューティングガード。ドラフト前にはステフィン・カリークレイ・トンプソンとワークアウトしたこともあり、本人としては最高のお手本がいるチームから指名されたと言っていい。

 19歳のルーキーガードは、サマーリーグで4試合をプレーして平均16.3得点2.8リバウンド1.0アシスト1.3スティールに3ポイント成功率37.0パーセント(平均2.5本成功)と、まずまずの成績を残した。

 その後は9月末のトレーニングキャンプに向けてワークアウトを続けているのだが、先日トンプソンのシューティングドリルを見る機会があり、8月28日(現地時間27日)にジム・ロームとのインタビューでこう話していた。

「生で見てみて、他とは別格だと思えたね。あれは僕にとって初めて見た彼のシューティングだった。繰り返しやっていることなんだけど、どのショットも同じだった。20分くらい座って見ていたんだけど、リムにもほとんど当たらないほどのものだった。彼はものすごく堅実なシューターなんだ。何度も何度も同じショットを反復してこなしているのを見れて良かったよ」。

 トンプソンはケガのため、ここ2シーズンを全休しており、現在は昨年11月のアキレス腱断裂から復帰を目指してトレーニングに励んでいる。

 ウォリアーズはトンプソンに対して復帰を急かしておらず、慎重にトレーニングをしていくことを望んでいることから、今年の11月中あるいはクリスマスゲームまでの復帰が現実的な時期だという。

 それでも、トンプソンが依然としてリーグ有数のシューターであることは、ルーキーの言葉からも分かるはずだ。

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