2021.09.05

ケガのため2季連続で全休しているクレイ・トンプソン「僕は今度こそ戻ってみせる」

3シーズンぶりの復帰を目指すトンプソン[写真]=Getty Images
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 2019年のNBAファイナル第6戦。2勝3敗と追い込まれていたゴールデンステイト・ウォリアーズはトロント・ラプターズの前に敗れて3連覇の道を絶たれた。

 その試合でクレイ・トンプソンは左膝前十字靭帯を断裂し、19-20シーズンを全休。昨年は復活を目指してトレーニングに励んできたものの、11月に右アキレス腱を断裂してしまい、2シーズン連続で全休することに。

 3シーズンぶりの復帰に向けて、トンプソンはシューティング練習も始めており、シルキースムースと称される滑らかかつ美しいシュートフォームは健在。18-19シーズンまで5シーズン連続で平均20得点超えを記録する男は、今季こそ完全復活を果たすべく強い意志を感じさせる言葉を発していた。

「今シーズンはいいプレーをしてみせるさ。神の恩寵によって、僕はいい練習ができている。ケガをしていると全く楽しめないんだ。けどそれもスポーツのうち。じゃあ何ができる? 自分にできるのは前へと進み続けることなんだ。……僕は今度こそ戻ってみせる。それを保障するよ」。

 9月3日(現地時間2日)に自身のインスタライブで、トンプソンは3シーズンぶりの復帰に向けてそう語っていた。

 具体的な復帰時期については、開幕前なのか11月中なのか、あるいはクリスマスゲーム前なのか明確ではないものの、ウォリアーズ側は復帰を急かすのではなく、慎重にプロセスを踏んでいることから、現時点で決まっていないのだが、ポジティブなムードにあることは間違いない。

 31歳のシューティングガードは、攻防両面でウォリアーズにとって重要な選手だけに、この男が復帰すれば、プレーオフ返り咲きを狙うチームにとって強烈な追い風となるはずだ。

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