2021.10.18
未だ解決の糸口が見当たらないベン・シモンズの去就問題。球団、チームメイトが様々な手口で説得を試みるも、本人ならびに代理人のリッチ・ポールは一刀両断。退団への断固たる決意を明示し、新天地での再出発を強く望んでいる。
シモンズの所属チームであるフィラデルフィア・セブンティシクサーズのフロントは、あまりにも大きな悩みの種に頭を抱えているだろう。しかし、「働かざる者、食うべからず」という言葉があるように、他の所属選手が勤勉にチームとファンへ尽くす中、規則違反をするシモンズにサラリーは支払えない。
『ESPN』によると、シクサーズはシモンズに支払うべき年俸の25パーセントにあたる825万ドル(約9億2000万円)を支払わずに、エスクロー口座(第三者預託)に送金したという。シモンズには今後、シーズンが進むにつれて罰金が課せられ、シクサーズは発生の都度、この口座から罰金額を徴収していくことになるという。
また、同紙のボビー・マークスは、シモンズの罰金額を公表している。
メディアデーの欠席は、最大5万ドル(約560万円)。また、トレーニングキャンプは初日が2万5000ドル(約280万円)、2日目が5万ドル、3日目になるとその金額は7万5000ドル(約840万円)にまで膨れ上がり、以降は1日につき最大5万ドルの罰金が課せられるという。さらに、試合になるとその違反金は一気に上昇。エキシビションとレギュラーシーズンを含む最初の20試合は1試合につき22万7000ドル(約2500万円)、21〜82試合目までは30万ドル(約3300万円)もの大金が白紙となるようだ。
目が眩むような数字だが、それでもシモンズの意志は固い。『ESPN』の報道によれば、シクサーズ首脳陣は9月某日に開催されたシモンズとのミーティングで、上記の罰金の可能性があることを本人に伝えたという。しかし、シモンズはそれを理解したうえで、球団への報告やトレード要求の取り下げを拒否。このままトレードされることがなければ、シーズン全休も辞さない構えだ。
『bookies.com』が公開した移籍先のオッズは、有力候補から順にミネソタ・ティンバーウルブス、ヒューストン・ロケッツ、サクラメント・キングスが挙げられている。しかし、『ESPN』のブライアン・ウィンドホルストは、将来の1巡目指名権を有していることから、ここにきてインディアナ・ペイサーズ移籍の可能性が浮上したとコメントしている。
噂と想像だけが先行するシモンズの去就。このあまりにも難解すぎる数式に、解は見出せるのだろうか。
文=Meiji
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