2021.10.08

ウォリアーズ在籍3季目でスターティングガードの座を勝ち取ったジョーダン・プール

キャリア3シーズン目を迎えたプール[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 ゴールデンステイト・ウォリアーズはここまで、プレシーズン2試合をこなして2戦無敗。相手はポートランド・トレイルブレイザーズ(121-107)、デンバー・ナゲッツ(118-116)という、いずれも昨季のプレーオフ進出チームだ。

 まだプレシーズンの段階ではあるものの、クリスマスゲーム前後で戦列復帰する見込みのクレイ・トンプソンに代わり、現在先発シューティングガードとしてステフィン・カリーの相棒を務めるのはジョーダン・プール

 2019年のドラフト1巡目28位でウォリアーズから指名されたプールは、193センチ87キロのガード。1年目は平均8.8得点にフィールドゴール成功率33.3パーセント、3ポイント成功率27.9パーセントと低かったものの、2年目となった昨季は平均12.0得点にフィールドゴール成功率43.2パーセント、3ポイント成功率35.1パーセントまで上昇。

 今季のプレシーズンでは2試合を終えて平均23.5得点にフィールドゴール成功率51.6パーセント、3ポイント成功率42.1パーセントと絶好調。特に3ポイントは平均4.0本も沈めており、同3.0リバウンド4.0アシストと暴れ回っている。

 これにはスティーブ・カーHC(ヘッドコーチ)も「今の段階で、彼は先発を務めることになるだろう。非常にいいプレーをしているからね。彼をそこから外すと想像するのは難しい」と話しており、少なくともトンプソン復帰までは先発シューティングガードを務めることが濃厚。

 22歳の若手にとって、キャリア3シーズン目の今季は貴重なチャンスを手にすることになりそうだ。

BASKETBALLKING VIDEO