2021.10.09

今年殿堂入りしたベン・ウォーレスが古巣ピストンズにフロントとして復帰へ

ビッグベンがピストンズのフロントに[写真]=Getty Images
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 10月9日(現地時間8日)。今年、ドラフト外の選手として初となるバスケットボール殿堂入りを果たしたベン・ウォ―レス(元デトロイト・ピストンズほか)が、現役時代に9シーズン所属したピストンズへ加わることになると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 ‟ビッグベン”の愛称で親しまれた男は、公称206センチ108キロの筋骨隆々の肉体と高い身体能力を誇り、NBAキャリア16シーズンでオールディフェンシブチーム選出6度、オールNBAチーム選出5度、オールスター選出4度を誇るレジェンド。

 リバウンド王に2度、ブロック王に1度輝いており、ディケンベ・ムトンボ(元アトランタ・ホークスほか)と並んでNBA歴代最多タイとなる4度の最優秀守備選手賞を獲得しており、2004年にはピストンズの優勝に絶大な貢献をしてきた。

 今年5月の時点で、ウォーレスはピストンズ傘下のGリーグチーム、グランドラピッズ・ドライブの共同オーナー兼球団社長を務めていたのだが、今季からピストンズのバスケットボール運営部門でエンゲージメントアドバイザーとして、チームが結ぶ契約や雇用に関わることになりそうだ。