2021.10.31

2016年のキャブズ以来初、昨季の覇者バックスが来月にホワイトハウスを訪問へ

2016年にホワイトハウスを訪問したキャブズ[写真]=Getty Images
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 10月31日(現地時間30日、日付は以下同)。昨季覇者ミルウォーキー・バックスが11月9日にホワイトハウスを訪問する予定だと『ESPN』が報じた。

 NBAのチャンピオンチームがホワイトハウスで大統領と会話を交わし、優勝を祝福することはこれまでにもあったのだが、2016年にレブロン・ジェームズ(現ロサンゼルス・レイカーズ)、カイリー・アービング(現ブルックリン・ネッツ)らを擁してフランチャイズ史上初優勝を果たし、同年11月にバラク・オバマ元大統領のいたホワイトハウスを訪れたクリーブランド・キャバリアーズを最後に滞っていた。

 翌17、18年に優勝したゴールデンステイト・ウォリアーズ、19年にNBAを制したトロント・ラプターズは、ドナルド・トランプ元大統領を訪問することはなく、一昨季に優勝したレイカーズは新型コロナウイルスのパンデミックにより実現せず。

 昨年11月の大統領選挙の末、ジョー・バイデン氏が勝利を収めたことで状況が好転したものの、当時レブロンは「実現したらすばらしいだろうね。でも今の俺たちがホテル、アリーナ、家以外の場所でそれをやっていいのか俺には分からない」と話していた。

 今季NBAは各会場で観客が戻ってきており、パンデミックを乗り越えたと言っていいだけに、5年ぶりのホワイトハウス訪問が実現する見込み。

 バックスは8日にアウェーでワシントン・ウィザーズ戦が組まれており、10日はフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦と、比較的近い遠征となるため、トラブルなどがない限り、9日に訪問することになりそうだ。