2021.11.15

「試合を支配したかった」アンソニー・デイビスが34得点の活躍でレイカーズを勝利へ導く

スパーズ戦で大暴れを見せたデイビス(右)[写真]=Getty Images
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 11月15日(現地時間14日、日付は以下同)。ロサンゼルス・レイカーズはホームのステープルズ・センターで迎えたサンアントニオ・スパーズ戦に向けて、先発陣にメスを入れた。

 レブロン・ジェームズ(腹部の張り)は依然として欠場も、アンソニー・デイビスラッセル・ウェストブルックエイブリー・ブラッドリーはそのままに、ベテランのカーメロ・アンソニーと若手のテイレン・ホルトン・タッカーをスターター起用。

 ホルトン・タッカーは10月中旬のプレシーズン期間に右手親指の靭帯を損傷したため修復手術を受けており、今季初出場を先発で飾ることに。

 試合はデイビスが第1クォーターだけで19得点の大暴れ。レイカーズは課題とされていた第3クォーターを30-24で相手を上回っており、第4クォーター残り約3分に2点差まで詰め寄られるも、7連続得点で突き放し、最終スコア114-106で制した。

 レイカーズではデイビスがいずれもゲームハイとなる34得点15リバウンドに6アシスト2スティール、マリーク・モンクが16得点4アシスト、カーメロが15得点5リバウンド、5本の長距離砲を沈めたウェイン・エリントンが15得点、ラッセル・ウェストブルックが14得点11リバウンド7アシストをマーク。

 そしてフランク・ボーゲルHC(ヘッドコーチ)が「我々はこの若い男が(オフェンスとディフェンスの)両サイドにおいてこなせることを強く信じている」と絶賛したホルトン・タッカーは攻防両面で存在感を見せて17得点4リバウンドで勝利に貢献。

 この日の殊勲者となったデイビスは「コートに出て、試合を支配したかった。このチームがうまくいくように、自分にできる限りのことをやりたかったんだ」と振り返り、「ベンチ陣、スター選手たち、それにロールプレーヤーたちのエナジー。そういったことこそ、このチームに必要だったんだ」とチームメートたちの活躍を喜んでいた。

 レブロンのステータスは‟day-to-day”のため、復帰は間近に近づいていると言っていい。レイカーズは前試合でミネソタ・ティンバーウルブズに大敗を喫していただけに、この日の勝利は大きな価値があるものとなったはずだ。

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