2024.05.06

ケガで約2シーズン半もコートから遠ざかっているロンゾ・ボールが来季契約を行使へ

来季の復活が期待されているボール[写真]=Getty Images
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 5月5日(現地時間4日、日付は以下同)。シカゴ・ブルズロンゾ・ボールが、プレーヤーオプションとなっていた2024-25シーズンの契約、約2140万ドル(約32億7420万円)を行使したと『ESPN』が報じた。

 2021年8月9日にニューオーリンズ・ペリカンズと高額契約を結び、同日のサイン&トレードでブルズへ加入したボールは、198センチ86キロの長身ポイントガード。

 先発ポイントガードとして、2021-22シーズンに平均34.6分13.0得点5.4リバウンド5.1アシスト1.8スティールを残したのだが、2022年1月15日のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を最後に約2シーズン半もコートから遠ざかっており、左ヒザを3度も手術していた。

 契約最終年となる来シーズンにボールが復活できるかもしれないという望みはあるものの、ダメージを負ったヒザを持つ男が再びプレーできる保証はないという見方もある。

 今シーズンのブルズは、イースタン・カンファレンス9位の39勝43敗でレギュラーシーズンを終え、プレーイン・ゲームでアトランタ・ホークスを下すも、第8シード決定戦でマイアミ・ヒートに敗れたことで、2シーズン連続でプレーオフ出場を逃した。

 チームは今夏、デマー・デローザンアンドレ・ドラモンドが制限なしFA(フリーエージェント)、パトリック・ウィリアムズが制限付きFAとなる。

 来シーズンのブルズがプレーオフ返り咲きを果たすためには、ボールのコンディションがカギを握ることになりそうだ。

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