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長期離脱から復帰の”兄”ロンゾとエースに成長した”弟”ラメロ…直接対決は弟に軍配

ロンゾ・ボール(左)とラメロ・ボール(右)が直接対決 [写真] = Getty Images
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 1月18日(現地時間17日、日付は以下同)、シカゴ・ブルズはホームのユナイテッド・センターでシャーロット・ホーネッツと対戦。ブルズのロンゾ・ボールとホーネッツのラメロ・ボールによる兄弟の直接対決となった。

 ロンゾは約2年半に及ぶ膝のケガを乗り越え今シーズンから戦線復帰。ブルズとホーネッツは12月14日にも対戦しているが、その日はラメロがケガの影響で出場しなかったため、久しぶりの兄弟対決にファンの注目が集まった。

 ベンチスタートのロンゾは24分間の出場で6得点3リバウンド3アシスト3スティールをマーク。対するラメロは32分間の出場で26得点1リバウンド9アシスト2スティールを記録し、ホーネッツのエースとして存分の活躍を見せた。試合は第4クォーター終盤まで勝負の行方がわからない接戦となったが、123-125でブルズがホーネッツに敗れ、ボール兄弟対決の軍配は弟の手に渡った。

 試合中、ロンゾがラメロの上から3ポイントを決めたり、ラメロが中央からドライブしてロンゾのファウルを誘いフリースローを獲得するなど、ボール兄弟らしいファンを沸かせるプレーが連発した。ラメロへのブロックが失敗に終わったロンゾは、試合後「10回中9回は俺がブロックできるやつなんだけど、今日は10分の1のチャンスがあいつに渡った」と冗談交じりに悔しさを滲ませた。

 ラメロは、ロンゾがケガに悩まされたこの数年間で一気にスター選手に成長した。17日に発表されたオールスターのファン投票途中経過では、ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)を抑えてイースタン・カンファレンスのガード部門1位を獲得している。

 18日終了時点でイースタン・カンファレンス10位(18勝24敗)のブルズと同13位(10勝28敗)のホーネッツ。ケガから復帰した兄ロンゾと、リーグを代表するスターに成長したラメロは、それぞれの所属チームをどこまで牽引することができるか。ボール兄弟の今後に引き続き注目したい。

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