2025.06.29

キャブスとブルズの間でトレード成立…ロンゾ・ボールがキャブス、オコロがブルズへ

キャブスへの移籍が報じられたロンゾ・ボール(右) [写真] = Getty Images
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 クリーブランド・キャバリアーズシカゴ・ブルズとの間でトレードが成立し、ロンゾ・ボールがキャブス、アイザック・オコロがブルズへ移籍する。6月29日(現地時間28日、日付は以下同)、現地メディア『ESPN』のシャムズ・シャラニア記者が報じている。

 ロンゾは2017年のNBAドラフト全体2位指名でロサンゼルス・レイカーズに入団しNBAデビュー。2019年に移籍したニューオーリンズ・ペリカンズを経て、2021年からブルズに在籍していた。2022年1月に負傷した左ヒザの手術の影響で約2年半もの間コートから離れていたが、2024-25シーズンに戦列復帰を果たしていた。同シーズンは35試合に出場(うち先発は14試合)し、22.2分の出場時間で平均7.6得点3.3アシスト3.4リバウンド1.3スティールをマーク。

 オコロは2020年のNBAドラフト全体5位指名でキャブスに入団。2024-25シーズンは55試合に出場(うち先発は22試合)し、19.1分の出場時間で平均6.1得点2.4リバウンド1.2アシストを記録している。

 ロンゾが加入するキャブスは、レギュラーシーズンの戦績を64勝18敗(勝率78.0パーセント)としてイースタン・カンファレンス首位でポストシーズンを迎えたものの、プレーオフではカンファレス準決勝でインディアナ・ペイサーズに1勝4敗を喫しシーズンを終えていた。また、オールスター選手であるダリアス・ガーランドが今月10日に左足親指の手術をしており、来シーズン序盤は戦列から離れる見込みと報じられている。ロンゾには、ガーランドの不在を埋め、かつ冷静な試合運びのできるガードとしての期待がかかっているようだ。

 一方のブルズは、レギュラーシーズンの戦績を39勝43敗(勝率47.6パーセント)とし、同カンファレンス9位でプレーイン・トーナメントに出場したが、マイアミ・ヒートに敗れプレーオフ出場を逃していた。また、昨年のオフにアレックス・カルーソ(オクラホマシティ・サンダー)とデマー・デローザン(サクラメント・キングス)、シーズン中にはザック・ラビーン(キングス)といった中心選手を放出しているブルズは、ボールを手放したことで引き続きロスターの再構築を図っていく模様。

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