
2025.06.30
6月29日(現地時間28日、日付は以下同)。フリーエージェント(FA)のサム・メリルが、4年3800万ドル(約54億7200万円)でクリーブランド・キャバリアーズと再契約を結ぶ意向と『ESPN』が報じた。
2020年のドラフト2巡目全体60位でニューオーリンズ・ペリカンズから指名されたメリルは、193センチ92キロのシューティングガード。これまでミルウォーキー・バックス、メンフィス・グリズリーズに所属してきた男は、2023年3月に10日間契約でキャバリアーズへ加入し、本契約を締結。
キャバリアーズ在籍3年目の今シーズンは、71試合の出場で平均19.7分7.2得点2.2リバウンド1.5アシストに3ポイントシュート成功率37.2パーセント(平均1.9本成功)を残した。
今シーズンのキャバリアーズはイースタン・カンファレンス1位の64勝18敗をマーク。「NBAプレーオフ2025」ではファーストラウンドこそマイアミ・ヒートを4連勝のスウィープで突破も、カンファレンス・セミファイナルでインディアナ・ペイサーズに1勝4敗で敗れてポストシーズンから姿を消していた。
なお、この日キャバリアーズはシカゴ・ブルズとのトレードが合意に達し、ウイングのアイザック・オコロを放出してポイントガード(PG)のロンゾ・ボールを獲得すると同メディアが報道。
ダリアス・ガーランドが左足親指の手術を受けたことで、来シーズン開幕に間に合わない可能性があるものの、キャバリアーズのPG陣はガーランド、ボール、クレイグ・ポーターJr.、メリルがいることで、今シーズンに平均12.5得点2.5リバウンド3.4アシストを残したタイ・ジェロームが、今夏のFA戦線で退団する見込みとなった。
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