2021.11.14

レイカーズのアンソニー・デイビス「今のままじゃ王座を獲得することなんてできない」

ウルブズ戦の大敗後に悔しさを露わにしたデイビス[写真]=Getty Images
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 現在、ホーム5連戦中のロサンゼルス・レイカーズは、11月9日(現地時間8日、日付は以下同)のシャーロット・ホーネッツ戦、11日のマイアミ・ヒート戦をいずれも延長の末に制して2連勝を飾っていた。

 ところが13日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で敗戦。前半こそアンソニー・デイビスが16得点をあげる活躍で49-44とリードして折り返すも、第3クォーターに12-40と失速し、最終スコア83-107の大敗に。

 今季最少得点に終わったレイカーズでは、デイビスが22得点8リバウンド3スティール3ブロック、ラッセル・ウェストブルックが20得点5リバウンドを残すも、チーム全体でフィールドゴール成功率35.4パーセント(29/82)、3ポイント成功率22.0パーセント(9/41)と不発に終わった。

 この敗戦に、デイビスは「俺たちは最悪だ。ノーディフェンスで、得点も取れやしない。この試合の第3クォーターに限ったことじゃない。どの試合でも、今シーズンは第3クォーターがダメなんだ。スロウだし、オフェンスもディフェンスも無気力になってしまっている。皆で一丸となってやっていかないと。なんでかって? 俺には言えない。でもチームとしてもっといいプレーをしていかなきゃいけない」と悔しさを露わにした。

 現在、レイカーズはレブロン・ジェームズ(腹部の張り)が欠場しているほか、トレバー・アリーザやテイレン・ホルトン・タッカーといった選手たちをケガのため欠いており、ベストメンバーではない布陣。それでも、このチームが見据えるゴールは2シーズンぶりにチャンピオンシップを勝ち取ることだけに、デイビスはこう続けた。

「自分たちがどうなりたいのかを定めていかないと。チャンピオンシップチームかって? いや、今の俺たちはそうじゃない。今のままじゃ王座を獲得することなんてできない。向上しないとダメだし、ホームで勝利を重ねていくことにフォーカスしないといけない」。

 レイカーズは15日にサンアントニオ・スパーズ、翌16日にはシカゴ・ブルズとの2連戦が組まれていることから、何としてでもここで白星を積み重ねて18日から迎えるアウェイ5連戦に臨みたいところだ。

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