2021.11.14
10月23日(現地時間22日)に行なわれたフェニックス・サンズとロサンゼルス・レイカーズによる一戦は、第3クォーター途中に32点差をつけたアウェーのサンズが115-105でレイカーズを下し、今季初勝利を手にした。
サンズではクリス・ポールが23得点5リバウンド14アシスト2スティール、デビン・ブッカーが22得点5リバウンド4アシスト、ミケル・ブリッジズが21得点5リバウンド3スティールと3選手が20得点以上をマーク。
さらにジェイ・クラウダーが13得点6リバウンド、ディアンドレ・エイトンが15リバウンド2スティールを記録。ベンチからはジャベール・マギーが9得点4リバウンド、キャメロン・ジョンソンが8得点3アシストを残している。
この試合の第2クォーター。キャリア17シーズン目のポールはフリースローを決めて通算2万得点、1万アシストに到達。NBA史上初の快挙達成となった。
36歳ながら司令塔として抜群のゲームコントロールを見せるポールは「まるで子どものようだ。いつかプレーするのを止める時、こういったことを覚えておかなきゃいけない。だから僕はこれをずっと手元に置いておくよ」と語り、誇らしげにゲームボールを試合後のインタビューに持ち込んでいた。
The only player ever with 20,000 points and 10,000 assists…what a career it's been thus far for NBA 75th Anniversary Team member, @CP3! #NBA75 pic.twitter.com/FFRgI5clfo
— NBA (@NBA) October 23, 2021
一方のレイカーズはレブロン・ジェームズが25得点5アシスト、アンソニー・デイビスが22得点14リバウンド2ブロック、カーメロ・アンソニーが16得点5リバウンド、ラッセル・ウェストブルックが15得点11リバウンド9アシストを残すも開幕2連敗。前半のタイムアウト中にはデイビスとドワイト・ハワードがベンチで衝突し、チームメートたちが間に入って2人を引き離す場面も。
もっとも、ハワードは「フロアで起こっていたことに対して合わないことがあっただけ。僕らは互いに勝利に向けてすごく熱くなっていたんだ。僕らはこの試合を落としたくなかった。でもすでに話し合いは済んだよ。僕と彼には何の問題もない。彼は兄弟であり、チームメートさ」と話しており、デイビスも「もう終わったこと。あの後に僕とDH(ハワードの愛称)は話し合って、ハーフタイムの時にロッカールームでやめたのさ」と解決したと口にし、次戦以降にも引きずることではなさそう。
レブロンは「自分たちが望むチームになるべく、互いに構築していくためのプロセスなんだ。俺も直接それを見ていた。彼らが望めば、一晩中起こるようなことじゃない。(チームを構築するためには)時間がかかるものであり、俺たちはそれがいつになるのかをいずれ知ることになる。今はただ、プッシュし続けていくことが必要だ」と、チームの構築を進めていくと口にしていた。
レイカーズとしては、今季はプレシーズン6戦全敗、レギュラーシーズン2連敗と黒星が続いているだけに、まずは勝利を挙げたいところだ。
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