2021.11.16

ブルズ戦で起きた悲劇、デイビスが靴紐を結んでいる最中に退場を宣告される

待ってもらおうと審判に声をかけたデイビスだったが…[写真]=Getty Images
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 11月16日(現地時間15日、日付は以下同)、ロサンゼルス・レイカーズはホームでシカゴ・ブルズと対戦した。ブルズには昨シーズンまでレイカーズに在籍していたアレックス・カルーソが所属しており、ともに優勝を手にしたレブロン・ジェームズとハグを交わす様子も見られた。

 試合は103-121でブルズが白星を獲得し、レイカーズはファンに勝利を届けられなかったが、この試合でアンソニー・デイビスにある悲劇が起きてしまった。

 事件が起きたのは第3クォーター残り約2分半。味方からゴール下のデイビスにパスが通ったのだが、バランスを崩し転倒してブルズボールに。その際靴が脱げてしまったデイビスは紐を結びなおしていたのだが、審判はそれを待たずゲームを続行。あわてて審判に「待って」と言葉をかけたが、まさかのテクニカルファールを取られてしまった。

 デイビスは第1クォーターにもテクニカルファールを宣告されていたため、退場。あまりにも軽いコールだったため、観客からのブーイングは鳴りやまず、ベンチで観戦していたレブロンまでコート上に出る事態となった。

 デイビスが退場する時点で66-87と大差をつけられていたレイカーズだが、攻め手を失ったことで万事休す。連勝を逃し、前日のスパーズ戦で得た勢いを流してしまうこととなった。次は18日にアウェーでミルウォーキー・バックスと対戦するレイカーズだが、デイビスはより脱げにくい靴で挑む必要がありそうだ。

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