2024.05.07

プレーオフ1回戦を突破した8チームで先発を務める30代の選手はわずか6人

現在プレーオフチームの先発で最年長のコンリー[写真]=Getty Images
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 今シーズンの王座獲得をかけた「NBAプレーオフ2024」は、ファーストラウンド全8カードを終え、カンファレンス・セミファイナルの4カードが決定した。

 ウェスタン・カンファレンスではオクラホマシティ・サンダー(第1シード)とダラス・マーベリックス(第5シード)、デンバー・ナゲッツ(第2シード)とミネソタ・ティンバーウルブズ(第3シード)が対戦。すでにウルブズがアウェーでナゲッツから1勝を手にしている。

 一方のイースタン・カンファレンスでは、ボストン・セルティックス(第1シード)とクリーブランド・キャバリアーズ(第4シード)、ニューヨーク・ニックス(第2シード)とインディアナ・ペイサーズ(第6シード)が激突する。

 ファーストラウンドを突破した8チームは、実質今シーズンのリーグ8強と言っていい。もっとも、この8チームのうち、30代でスターターを務めているのはわずか6選手。『ESPN』によると、下記の6選手が先発の一角を務めているという。
※以降チーム名は略称、選手の並びは年齢順

■プレーオフ1回戦を突破したチームで先発を務める30代の選手たち

マイク・コンリー(ガード/ウルブズ):36歳
ドリュー・ホリデー(ガード/セルティックス):33歳
カイリー・アービング(ガード/マーベリックス):32歳
ルディ・ゴベア(センター/ウルブズ):31歳
ケンテイビアス・コールドウェル・ポープ(ガード/ナゲッツ):31歳
パスカル・シアカム(フォワード/ペイサーズ):30歳

 1回戦でサンズを4戦無敗のスウィープで突破したウルブズは、アンソニー・エドワーズカール・アンソニー・タウンズというオールスターデュオを擁しているのだが、その周囲をコンリー、ゴベアというベテランが支えている。

 36歳で最年長のコンリーは、プレーオフ5試合で平均31.6分12.2得点3.8リバウンド7.0アシスト1.0スティールに3ポイントシュート成功率42.3パーセント(平均2.2本成功)と堅実な働き。ゴベアも同35.1分13.2得点11.4リバウンド1.8アシスト1.2スティール1.2ブロックにフィールドゴール成功率59.5パーセントをマーク。

 ホリデーはヒートとのファーストラウンドでチーム2位の平均35.5分プレーし、7.8得点4.8リバウンド4.4アシスト1.4スティール1.0ブロックで貢献。カイリーはクリッパーズとのシリーズで平均40.0分26.5得点5.7リバウンド4.7アシスト1.8スティールにフィールドゴール成功率51.4パーセント、3ポイント成功率44.9パーセントと絶好調。

 また、コールドウェル・ポープは6試合に出場して平均36.3分8.0得点2.0リバウンド2.3アシスト2.0スティールを残し、2連覇を目指す王者をサポート。シアカムはバックスとの1回戦で平均37.8分22.3得点8.8リバウンド4.2アシストにフィールドゴール成功率54.7パーセントを残している。

 プレーオフ1回戦を勝ち上がった8チームで先発を務めるベテラン陣は、いずれも所属チームで貴重な働きを見せている。

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