2021.12.27

今季4シーズンぶりのプレーオフ進出を狙うキャブズがJB・ビッカースタッフHCと契約延長

就任3シーズン目のビッカースタッフHC[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 12月26日(現地時間25日、日付は以下同)。クリーブランド・キャバリアーズJB・ビッカースタッフHC(ヘッドコーチ)と複数年の延長契約を結んだことを発表した。

 これまでヒューストン・ロケッツ、メンフィス・グリズリーズで指揮を執ってきたビッカースタッフHCは、2019-20シーズンにアソシエイトHCとしてキャブズへ加入。

 同シーズン途中にジョン・ビーライン前HCの後任として指揮官となり、今季で就任3シーズン目を迎えていた。昨季は22勝50敗でイースタン・カンファレンス13位だったものの、今季は32試合を終えてイースト5位の19勝13敗と躍進。『ESPN』によると、ビッカースタッフHCは26-27シーズンまでキャブズの契約下に入ることになるという。

 今月は6連勝も飾っており、27日のトロント・ラプターズ戦に144-99で快勝したことで、イースト5位(20勝13敗)の座をキープ。イースト1位のブルックリン・ネッツ(22勝9敗)とのゲーム差は3.0と、4シーズンぶりのプレーオフ進出の期待がかかっている。

 キャブズは得点源コリン・セクストンが左膝のケガにより今季絶望となるなか、ダリアス・ガーランドジャレット・アレン、新人エバン・モーブリー、ラウリー・マルッカネンといった若手に加え、ケビン・ラブリッキー・ルビオといったベテラン陣がうまくブレンドされたロースターで、ここまで白星を積み重ねている。