2022.01.28

ホーム8連戦を4連敗で終えたウィザーズ指揮官「なんとか巻き返さないといけない」

チーム練習後に会見を行ったアンセルドJr.HC/写真は10月23日(現地22日)のペイサーズ戦のもの[写真]=Getty Images
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 1月28日(現地時間27日)、ワシントン・ウィザーズのウェス・アンセルドJr.ヘッドコーチが練習後に行った会見の模様を、クラブ公式Twitterが動画で伝えた。

 アンセルドJr.HCは「ホーム8連戦で勝利を重ねたかったが、そうはいかなかった。ホームでの負けはとくに痛い。この先の日程は厳しく、プレーオフ級のタフな相手が待ち受けているが、なんとか巻き返さないといけない」と冷静に語った。

 ウィザーズはホーム8連戦のうち、前半4試合を3勝1敗で終えたが、その後は4連敗。その試合内容も悪く、24日のボストン・セルティックス戦に29点差で大敗すると、26日のロサンゼルス・クリッパーズ戦では35点ものリードを守り切れず、大逆転負けを喫した。

 イースタン・カンファレンスの10位まで順位を落としたウィザーズの指揮官は「トレードデッドラインが迫ってきて、どの選手にとっても難しい時期だが、プロ意識を持って一人ひとりが目の前のことに集中する必要がある」とコメント。なかなか調子の上がらないチームに対し、首脳陣が選手の入れ替えを図る可能性は十分に考えられる。

 また、復帰後9試合をプレーした八村塁については「彼が出ている時間帯は、まだすべてのプレーを使っていないが、プレーブックをどんどん吸収していることは間違いない」とその経過を明かした。

 八村の出場時間制限について質問されると「コンディション的な理由で制限する必要はない。しかし、今はローテーションにたくさんの選手がいる。今後はそれを絞っていく予定だ」と返答。選手層の厚さがウィザーズの武器の一つでもあるが、今後指揮官がどんなラインナップを選択するのか。また、八村の出場時間がどれほど伸びてくるのかも注目が集まる。

 ウィザーズは30日のメンフィス・グリズリーズ戦に始まり、2月11日のブルックリン・ネッツ戦まで計6試合が東西の強豪チームとの連戦となっており、今後はより一層厳しい戦いに臨むこととなる。

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