2022.01.29

ドレイモンド・グリーンがオールスター初選出を飾ったグリズリーズのモラントを絶賛

グリズリーズをけん引するモラント[写真]=Getty Images
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 キャリア3シーズン目の今季、自身初のオールスター選出をスターター枠で飾ったメンフィス・グリズリーズジャ・モラントは、1月29日(現地時間28日、日付は以下同)のユタ・ジャズ戦でも大暴れ。

 22歳のポイントガードは、いずれもゲームハイとなる30得点10リバウンド10アシストで今季初(通算4度目)のトリプルダブルをマークし、チームを119-109の勝利へと導いた。

 モラント率いるグリズリーズはウェスタン・カンファレンス3位の34勝17敗。リーグ全体でも3位に入る好成績を残しており、エースを務めるモラントのオールスター入りは文句なしと言っていい。

 ウェスト2位のゴールデンステイト・ウォリアーズで主軸を務めるドレイモンド・グリーンは、20日に自身のポッドキャスト番組内で「彼はジムに住み着いているし、自身のゲームを磨いているから、100パーセント成長を遂げた。俺が一番好きなのは、あのチーム(グリズリーズ)の連中がジャについていっていること。彼を見事にフォローしている。そして彼はあのチームを引っ張っている。それがジャ・モラントのすごいところだ」と絶賛。

 グリズリーズとウォリアーズは、昨季ウェスト8位の座をかけたプレーイン・ゲームで激突し、グリズリーズが延長の末に117-112で撃破。今季はここまで3度対戦してグリズリーズが2勝1敗と勝ち越している。

 ウォリアーズでステフィン・カリーと共に絶対的なリーダーとして君臨するグリーンは、29日に公開されたポッドキャスト番組「The Old Man and the Three」へゲスト出演した際にも、モラントについてこう称えていた。

「俺はこれまで、レブロン(ジェームズ/ロサンゼルス・レイカーズ)にラジョン・ロンド(クリーブランド・キャバリアーズ)、クリス・ポール(フェニックス・サンズ)という最高にスマートな選手たちとやり合ってきた。今そのカテゴリーに近づいているのは誰かというと、ジャ・モラントなんだ」。

 モラントは一昨季の新人王であり、今季でキャリア3シーズン目の22歳ということを考えると、末恐ろしい限りだ。

 なお、両チームの対決は3月29日にも組まれているのだが、このままウェスト上位の座をキープしていけば、プレーオフでも戦う可能性が出てくるだけに、今後の展開からも目が離せない。

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