Bリーグ公認応援番組
『B MY HERO!』
NBAの2021-22シーズンもいよいよ後半戦を迎えている。現地メディアの「FADEAWAY WORLD」は全30チームのファイナル進出回数を紹介し、1位には計32回でロサンゼルス・レイカーズ、2位には計21回でボストン・セルティックス、3位には計11回でゴールデンステイト・ウォリアーズがランクインした。
一方で、ファイナルの大舞台へ未だ辿り着くことができずにいるチームがある。今回はその6チームを紹介していこう。
■ニューオーリンズ・ペリカンズ(プレーオフ出場回数:7回)
ニューオーリンズ移転後の2002年以来、クリス・ポール(現フェニックス・サンズ)が在籍した2007-08シーズンと、アンソニー・デイビス(現レイカーズ)が在籍した2017-18シーズンにカンファレンスセミファイナルまで到達した。
※2014年にシャーロット・ボブキャッツがシャーロット・ホーネッツへと改称された際に、ニューオーリンズ移転以前のホーネッツの歴史や成績を現シャーロット・ホーネッツのものとして扱うことが決定。
■シャーロット・ホーネッツ(プレーオフ出場回数:10回)
チームはこれまで4度のカンファレンスセミファイナルに到達。2004年のシャーロット・ボブキャッツ設立以降は3度プレーオフへ進むも、いずれも1回戦で敗退した。
■メンフィス・グリズリーズ(プレーオフ出場回数:11回)
チームは1995年にリーグ参加し、2012-13シーズンにはカンファレンスファイナルに進出。マルク・ガソル(現バスケット・ジローナ/スペイン)やマイク・コンリー(現ユタ・ジャズ)を中心に戦うも、サンアントニオ・スパーズに敗れ、ファイナルへの扉を開くには一歩及ばなかった。
■ミネソタ・ティンバーウルブズ(プレーオフ出場回数:9回)
1989年にリーグに参加して以来、チームがファイナルに最も近づいたのは2003-04シーズン。ケビン・ガーネット(元ボストン・セルティックスほか)がシーズンMVPを獲得し、チームをウェスタン・カンファレンスの首位に導くも、カンファレンスファイナルでレイカーズに敗れ、初のファイナル進出は叶わなかった。その2004年以降、プレーオフには1度しか出場できていない。
■ロサンゼルス・クリッパーズ(プレーオフ出場回数:16回)
チームは昨シーズンにフランチャイズ史上初となるカンファレンスファイナルへ進出。カワイ・レナードが不在の中でポール・ジョージが奮闘したが、惜しくもサンズに敗れた。現在(現地10日時点)クリッパーズは、その両エースをケガで失うも勝率5割以上をキープしている。
■デンバー・ナゲッツ(プレーオフ出場回数:27回)
1976年にABAとの合併でリーグに参加し、チームは4度のカンファレンスファイナルに進出。3度目の挑戦となった2008-09シーズンは、エースのカーメロ・アンソニー(現レイカーズ)を擁したが、コービー・ブライアント率いるレイカーズに敗戦。4度目となった2019-20年シーズンも再びレイカーズに敗れてファイナル進出を逃した。
この6チームの中で今シーズン最も飛躍を遂げているのがグリズリーズだ。エースのジャ・モラントを筆頭とした才能豊かな若手選手たちは、ウェスタン・カンファレンスの上位争いを繰り広げており、プレーオフでも快進撃が期待される。
ほかにも昨シーズンのシーズンMVPであるニコラ・ヨキッチが率いるナゲッツなど、それぞれのチームにはオールスタークラスの選手が所属している。もしかしたら近いうちに初のファイナル進出を果たすチームが現れるかもしれない。
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