2022.04.15

ポポヴィッチHCは少なくともあと1年続投? 球団内で継続を望む声があると報道

ペリカンズに敗れ、今季を終えたスパーズのポポヴィッチHC[写真]=Getty Images
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 1996-97シーズンにサンアントニオ・スパーズの指揮官へ就任し、これまで5度のリーグ制覇を達成、そして3月にはNBAのレギュラーシーズン通算勝利数(現在は1344勝)で1位に躍り出たグレッグ・ポポヴィッチヘッドコーチ。今シーズン、スパーズは34勝48敗を挙げ、4月14日(現地時間13日)にはプレーイン・トーナメントでニューオーリンズ・ペリカンズと対決した。

 第1クォーターは点差の広がらない接戦が展開されたが、徐々にペリカンズにリードをつかまれ、第3クォーター終了時で75-92と17点のビハインドを負うスパーズ。試合終盤には1ケタ点差まで詰め寄ることに成功するが、最後はペリカンズにフリースローをきっちりと沈められ、103-113でプレーオフ進出の道は断たれた。

 3年連続でプレーオフ進出を逃すことになった名将は現在73歳で、引退が噂されてもおかしくない。しかし、現地著名記者のマーク・ステイン氏によると、少なくともあと1シーズンは指揮官を続投する可能性があるようだ。同氏は、球団の一部に「彼はまだこの仕事を愛していて、ジムに残る必要がある」といった、ポポヴィッチHCの継続を望む声があると報じた。

 これまでマイク・ブーデンホルザー(現ミルウォーキー・バックスHC)やイメ・ユドーカ(現ボストン・セルティックスHC)など、さまざまなコーチ陣とタッグを組み常勝軍団を作り上げたポポヴィッチHCは、1997-98シーズンから22季連続でスパーズをプレーオフに導く記録を残している。

 スパーズはデジャンテ・マレーケルドン・ジョンソンら若手中心のチームとなり、今シーズンはプレーオフに進めなかったものの、成長要素はまだ十分にある。現時点で本人から進退についての話はないが、”Coach Pop”の動向には注目が集まる。

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