2023.05.29
インディアナ・ペイサーズの2021-22シーズンは、主力のケガに泣かされたこともあり、フランチャイズ史上ワースト3位となる25勝57敗に終わった。
リック・カーライルHC(ヘッドコーチ)の下、2シーズンぶりのプレーオフ復帰を目指すも、TJ・ウォーレンが足のケガにより全休となり、マルコム・ブログドンはアキレス腱を痛めるなど36試合のみ、マイルズ・ターナーは足のケガにより42試合のみの出場。
チームは2月に入ってキャリス・ルバートをクリーブランド・キャバリアーズ、ドマンタス・サボニスらをサクラメント・キングスへ放出。その見返りとして、タイリース・ハリバートン、バディ・ヒールドらを獲得した。
だがイースタン・カンファレンス13位に終わったペイサーズは、今夏に新たな動きを見せることが予想されている。『SUBSTACK』のマーク・スタイン記者によると、今季途中のトレードでハリバートンがチームの核となったことで、ブログドンが今夏に放出される可能性があるという。
22歳のハリバートンは、ペイサーズ加入後26試合に出場し、平均17.5得点4.3リバウンド9.6アシスト1.8スティールを記録。フィールドゴール成功率50.2パーセント、3ポイント成功率41.6パーセント(平均2.2本成功)、フリースロー成功率84.9パーセントという好成績をたたき出した。
一方、ブログドンはルーキーシーズン(16-17)こそミルウォーキー・バックスで75試合に出場も、それ以降はケガに悩まされてきた。今季平均19.1得点5.1リバウンド5.9アシストを残した29歳のポイントガードは、23-24シーズンから2シーズンの延長契約を結んでいるのだが、その契約をした際に今年のデッドラインでは動かせないことになっていた。だがそのデッドラインを過ぎたことで、早ければ今夏にもトレードすることが可能になると同記者が報道。
ペイサーズが今夏もロースターにメスを入れることは予想できるものの、高額な契約を残すブログドンを動かすことはできるのか。今年のドラフトとフリーエージェント(FA)戦線の動向に注目していきたい。
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