2022.02.09

ペイサーズが元オールスターのサボニスらを手放してキングスからハリバートンらを獲得

サボニス(左)とハリバートン(右)[写真]=Getty Images
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 2月9日(現地時間8日、日付は以下同)。イースタン・カンファレンス13位の19勝36敗に沈むインディアナ・ペイサーズが新たな動きを見せた。

 先日ドラフト指名権を絡めてキャリス・ルバートをトレードし、クリーブランド・キャバリアーズからリッキー・ルビオを獲得したチームは、2度のオールスター選出経験を誇るドマンタス・サボニスの放出に踏み切った。

 『ESPN』によると、ペイサーズはサボニス、ジェレミー・ラム、ジャスティン・ホリデー、2027年のドラフト2巡目指名権をトレードし、サクラメント・キングスからタイリース・ハリバートンバディ・ヒールドトリスタン・トンプソンを獲得したという。

 今季ペイサーズでいずれもチームトップとなる平均18.9得点12.1リバウンドに5.0アシスト、フィールドゴール成功率58.0パーセントを残す25歳のサボニスは、新天地キングスでディアロン・フォックスという電光石火のスピードを誇る若手ガードとデュオを組むこととなる。

 一方、ペイサーズは今季ここまで平均14.3得点3.9リバウンド7.4アシスト1.7スティールを記録する2年目の司令塔ハリバートン、平均14.4得点に3ポイント平均3.3本(成功率36.8パーセント)を沈めるヒールド、平均6.2得点5.4リバウンドを残すベテランビッグマンのトンプソンをロースターへ加えた。

 ハリバートンはフォックスと共にキングスにとって将来の核となる選手と見られていたのだが、キャリア2シーズン目の途中に放出する形となり、予想外の展開になったと言えるだろう。

 昨季まで15シーズン連続でプレーオフから遠ざかっているキングスは、今季もここまでウェスタン・カンファレンス13位の20勝35敗。もし今季もポストシーズンを逃すと、NBA史上最長の16シーズン連続という不名誉な記録となるだけに、サボニスらの加入が起爆剤となるのか注目していきたい。

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