2022.11.30
10月20日(現地時間19日、日付は以下同)。インディアナ・ペイサーズはホームのゲインブリッジ・フィールドハウスでワシントン・ウィザーズとの開幕戦に臨むも、107-114で敗れて初勝利とはならなかった。
それでも、在籍2年目のタイリース・ハリバートンはいずれもゲームハイとなる26得点7アシストでペイサーズをけん引。今年2月にサクラメント・キングスからトレードで加入した男は、ペイサーズを代表する選手として今シーズンを迎えている。
同日に『ESPN』へ公開された“今シーズン最も興味深い5選手”では、アンソニー・エドワーズ(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、ディアンドレ・ハンター(アトランタ・ホークス)、オビ・トッピン(ニューヨーク・ニックス)、パトリック・ウィリアムズ(シカゴ・ブルズ)と共にハリバートンが紹介されている。
「サクラメントは良かったよ。(けど)あそこにいた時はフルタイムでポイントガードを務める準備ができていなかった。(ディアロン)フォックスを助ける形でプレーしていたからね。でも今はまさに僕が望んでいたすべてなんだ。フルタイムでこなす男になった。最高さ」とハリバートンは語る。
ウィザーズとの開幕戦。ぺイサーズではベネディクト・マサリンが19得点7リバウンド2スティール、バディ・ヒールドが16得点10リバウンド、ジェイレン・スミスが16得点8リバウンドを残したものの、ハリバートンがオフェンス面でチームをリードしていたことは明らか。
ペイサーズはポイントガードのハリバートンに得点力も求めており、オフシーズンに練習を積み、スコアラーとしての自信も身につけた男は「もっと点を取りたい」と語るも、司令塔として「僕はベストパサーの1人だとも思っている。ベストじゃなくてもね」とも話しており、得点・アシストをハイレベルでこなすポイントガードとしてプレーしていくことを望んでいた。
今シーズンのペイサーズは、プレーイン・トーナメント出場争いに参戦できるかどうかという下馬評で、プレーオフ常連となるべく新たなチームを構築しようとしている段階のため、レギュラーシーズンを勝ち越しで終えることができる可能性は低いと言わざるをえない。
開幕3試合はいずれもホームゲームだけに、22日のサンアントニオ・スパーズ戦、23日のデトロイト・ピストンズでなんとか白星を手にしておきたいところだ。
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