2024.06.27
7月2日(現地時間1日、日付は以下同)。ボストン・セルティックスとインディアナ・ペイサーズの2チーム間でトレードが合意に達したと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。
このトレードで、セルティックスは司令塔のマルコム・ブログドンを獲得し、ダニエル・タイス、アーロン・ネスミス、ニック・ストウスキス、マリーク・フィッツ、ジュワン・モーガンと2023年のドラフト1巡目指名権を放出。
両チームのトレードが正式に成立するのは10日以降になるのだが、ブログドンは『ESPN』のマーク・スピアーズ記者へ「このボストンのチームは経験があり、チャンピオンシップを勝ち取るべくハングリーなんだ。ボストン・ファミリーの一員になれたこと、王座獲得のために競い合えることにワクワクしている」と喜びを語っていた。
ペイサーズが低迷したこともあり、ブログドンには昨季もトレードのウワサが渦巻き、トレード・デッドラインで放出されるのでは、といった情報が拡散されていた。
196センチ103キロのコンボガードは、ミルウォーキー・バックス在籍時の2016-17シーズンに平均10.2得点2.8リバウンド4.2アシスト1.1スティールを残して新人王を獲得。ここ3シーズンはペイサーズに所属し、計146試合の出場で平均18.9得点5.1リバウンド6.3アシストを残している。
そして29歳の即戦力は、昨季イースタン・カンファレンスを制してNBAファイナルへ駆け上がったセルティックスへ加入。このトレードで、セルティックスはプレーオフでローテーション入りしていた8選手を誰一人手放さずにブログドンを獲得した。
さらに、先日アトランタ・ホークスからサンアントニオ・スパーズへトレードされたダニーロ・ガリナーリが、スパーズから放出後に2年1300万ドル(約17億5500万円)でセルティックスへ加入することに合意したと『La Gazzetta dello Sport』が2日に報じており、さらなる戦力増強に成功。
昨季の頂上決戦でゴールデンステイト・ウォリアーズに2勝4敗で敗れたセルティックスは、ローテーションプレーヤーを保持したうえで即戦力を2人も獲得することとなるだけに、今季も大きな注目を浴びるに違いない。
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