2022.04.29

シクサーズがラプターズを下して1回戦突破…渡邊雄太の初POが終了/NBAプレーオフ

シリーズ4勝目を挙げて、1回戦を突破したシクサーズ[写真]=Getty Images
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 4月29日(現地時間28日)、NBAプレーオフの1回戦が行われ、イースタン・カンファレンス第4シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズは、同第5シードのトロント・ラプターズとの第6戦に臨んだ。

 2連敗により、シリーズを3-2とされたシクサーズは、ジェームズ・ハーデンジョエル・エンビードを軸に得点を重ね、34-29で第1クォーターを終える。第2クォーター序盤、パスカル・シアカムの得点でラプターズに逆転を許すも、ダニー・グリーンがこのクォーターだけで4本の3ポイントを沈めて存在感を発揮。終盤にはシクサーズが再びリードを奪い返し、62-61で試合を折り返した。

 迎えた第3クォーター、タイリース・マクシートバイアス・ハリスが立て続けにシュートを沈め、シクサーズが17-0のランを作る。一気にリードを20点に広げ、99-78で最終クォーターへ。第4クォーターではエンビードが次々と得点を奪い、ラプターズに付け入る隙を与えない。最後は132-97でシクサーズがシリーズ4勝目を挙げた。

 シクサーズはエンビードが33得点10リバウンド2スティール3ブロック、マクシーが25得点8アシスト、ハーデンが22得点6リバウンド15アシスト、ハリスが19得点11リバウンドをマーク。カンファレンスセミファイナルでは、同第1シードのマイアミ・ヒートとの対戦に臨む。

 一方のラプターズは、クリス・ブーシェイが25得点10リバウンド、シアカムが24得点7リバウンド7アシスト3スティールを挙げるも、4敗目を喫して今シーズンが終了。

 試合終盤に2分14秒出場し、2本のシュートを放った渡邊雄太は、自身初のプレーオフ進出を果たしたNBAでの4シーズン目を終えた。

■試合結果
トロント・ラプターズ 97-132 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
TOR|29|32|17|19|=97
PHI|34|28|37|33|=132