2022.04.29

バックスに大打撃…第2の得点源クリス・ミドルトンがセルティックスとのシリーズ全休か

イースト準決勝を全休するかもしれないと報じられたミドルトン[写真]=Getty Images
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 4月28日。ミルウォーキー・バックスクリス・ミドルトンが、ボストン・セルティックスとのカンファレンス・セミファイナル全休の見込みと『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 ミドルトンはシカゴ・ブルズとのプレーオフ ファーストラウンド第2戦で左ひざを負傷。その後、左ひざの内側側副靭帯捻挫が発表され、2週間後に再検査をするとチーム側が22日(現地時間21日、日付は以下同)に発表。

 この日程でいくと、ミドルトンは5月6日に再検査となり、そこで問題なければセルティックスとのシリーズ第3戦で復帰となるのだが、ミドルトンはグレード2の捻挫のため、セルティックスとのシリーズは全休、もしバックスがシリーズを制したとしても、カンファレンス・ファイナルの出場も危うい状況だと同記者が報じた。

 バックスは昨季プレーオフ1回戦(対マイアミ・ヒート)の第3戦で先発シューティングガードを務めていたドンテ・ディビンチェンゾ(現サクラメント・キングス)がケガのため戦線離脱も、球団史上2度目のNBAチャンピオンに輝いた。

 だがオールスター選出3度を誇るミドルトンは、ヤニス・アデトクンボに次ぐチーム2番手の得点源。昨季プレーオフでは平均40.1分出場して23.6得点7.6リバウンド5.1アシスト1.5スティールを残し、勝負どころでも貴重なショットを何本も沈めてきただけに、バックスが戦力ダウンすることは否定できない。

 ブルズとのシリーズでは、ミドルトンに代わってスターター入りしたボビー・ポーティスが3戦連続でダブルダブル、第3、4戦はグレイソン・アレンが20得点超え、第5戦ではパット・カナトンが20得点とステップアップし、ミドルトン不在の穴をカバーしていた。

 はたして、バックスは戦力充実のセルティックス相手にどんな戦いを見せるのか。両チームによるシリーズは5月2日から幕を開けることとなる。

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