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5月11日(現地時間10日)、NBAプレーオフのカンファレンスセミファイナルが行われ、イースタン・カンファレンス第1シードのマイアミ・ヒートは、同第4シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズとの第5戦に臨んだ。
第4戦に敗れ、シリーズを2-2とされたヒートは、試合開始からジミー・バトラーを軸に得点を重ねる。さらに、中盤からはマックス・ストゥルースが3本の3ポイントを決めるなど存在感を示し、31-19とヒートがリードして第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターでは、ベンチから出場したビクター・オラディポが中盤から得点を伸ばし、11得点とチームをけん引。ヒートは56-44と12点差をキープして試合を折り返した。
迎えた第3クォーター序盤、PJ・タッカーのドライブやゲイブ・ビンセントのバスケットカウントなど、連続得点を奪ったヒートはリードを一時20点まで広げる。終了間際にはシクサーズに長距離砲を決められ、81-66と15点差で最終クォーターへ。
第4クォーター開始から猛攻を仕掛けたヒートは、ストゥルースが連続得点を奪うと、バム・アデバヨのバスケットカウントなどでリードを29点まで拡大。試合を約8分残して互いにスターターをベンチへ下げる展開になるが、その後もヒートは点差を広げ、120-85で快勝した。
シリーズ突破に王手をかけたヒートは、バトラーが23得点9リバウンド6アシスト、ストゥルースが19得点10リバウンド、ビンセントが15得点、オラディポが13得点、アデバヨが12得点6リバウンド、タッカーとタイラー・ヒーローが10得点をマーク。
一方のシクサーズは、ジョエル・エンビードが17得点5リバウンド、ジェームズ・ハーデンが14得点6リバウンドを挙げるも、敵地でヒートに完敗した。
■試合結果
マイアミ・ヒート 120-85 フィラデルフィア・セブンティシクサーズ
MIA|31|25|25|39|=120
PHI|19|25|22|19|=85
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