2022.05.23

右ひざの炎症のためイースト決勝第3戦の後半を欠場したヒートのバトラーは次戦で出場か

ヒートでトップスコアラーを務めるバトラー[写真]=Getty Images
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 2020年以来、2年ぶりに実現したマイアミ・ヒートとボストン・セルティックスによるイースタン・カンファレンス・ファイナルは、3試合を終えてヒートが2勝1敗とリード。

 5月22日(現地時間21日、日付は以下同)に行なわれたシリーズ第3戦では、バム・アデバヨが31得点10リバウンド6アシスト4スティール、PJ・タッカーが17得点7リバウンド3スティール、マックス・ストゥルースが16得点、カイル・ラウリーが11得点6アシスト4スティールを残してヒートが109-103で2勝目を手にした。

 もっとも、この日ヒートはトップスコアラーのジミー・バトラーが右ひざの炎症により後半を欠場。バトラーはアトランタ・ホークスとのファーストラウンド第4戦からこの炎症と付き合っており、翌第5戦を欠場していた。

 エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は「(今日の)彼は普段の爆発力が見られなかった。彼はこの症状とうまく向き合ってきた。次の2日間がすごく大事になってくると思う」と試合後に語り、24日のシリーズ第4戦に向けたステータスについては明言を避けた。

 第3戦で8得点に終わったとはいえ、バトラーは今年のプレーオフで平均28.1得点7.2リバウンド4.9アシスト2.2スティールを記録するヒートのトップスコアラー。この男が戦線離脱となれば、戦力ダウンすることは否定できない。

 そんな中、『Yahoo! Sports』のクリス・ヘインズ記者は、バトラーのひざのケガは深刻なものではなく、試合を欠場するほどではないと報道。バトラー自身のコンディション、そしてヒートのコーチ陣がどう捉えるかによってステータスは変わってくるだろうが、離脱を回避できたことは間違いなく朗報。

 第4戦でヒートが勝てばNBAファイナル進出へ王手、セルティックスが勝利を収めれば2勝2敗のタイとなるだけに、両チームにとって次戦は重要な意味を持つことから、必見の試合となりそうだ。

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