2022.05.22

アデバヨが31得点10リバウンドのダブルダブル…ヒートが逃げ切り2勝目を先取/NBAプレーオフ

31得点10リバウンドでヒートをけん引したアデバヨ(中央)[写真]=Getty Images
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 5月22日(現地時間21日)、NBAプレーオフのカンファレンスファイナルが行われ、イースタン・カンファレンス第1シードのマイアミ・ヒートが同第2シードのボストン・セルティックスとの第3戦に臨んだ。

 立ち上がりに成功したのはヒート。バム・アデバヨを中心に確率良くシュートを決めていくと、第1クォーターは39-18とセルティックスを圧倒する。続く第2クォーターも速攻やドライブなどで点差を詰めさせず、終了間際にはジェイソン・テイタムに3ポイントシュートを決められてしまうものの、62-47とヒートが15点のリードを維持して前半を折り返す。

 迎えた第3クォーター、ヒートはオフェンスがやや失速し中盤には1ケタ差まで詰められる場面も。しかしアデバヨやタイラー・ヒーローが苦しい時間も得点を重ねてセルティックスにペースをつかませず、87-72で最終クォーターへ。

 第4クォーターはヒートにとって試練の時間に。開始からセルティックスの猛攻を受け続け、残り約2分半にはジェイレン・ブラウンの3ポイントシュートで93-92と1点差まで追い上げられる。しかし、ヒートは大事な時間でのタフショットやフリースローを決めていき、最後はアデバヨのダンクで勝負アリ。最終スコア109-103でヒートが2勝目を取得した。

 勝利したヒートはアデバヨが31得点10リバウンド6アシスト4スティールとマルチな活躍を披露。またチーム合計ではフランチャイズ記録となる1試合19スティールを達成し、第3戦の勝利を彩った。

 敗れたセルティックスはブラウンが40得点9リバウンド、アル・ホーフォードが20得点14リバウンドをマーク。試合終盤にかけては驚異的な追い上げを見せたが、ホームでの勝利にはあと一歩届かなかった。

■試合結果
マイアミ・ヒート 109-103 ボストン・セルティックス
MIA|39|23|25|22|=109
BOS|18|29|25|31|=103

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