2022.05.21

ヒートとの第2戦で起爆剤となったウィリアムズをテイタムが称賛「すごい進歩を遂げた」

セルティックスのウィリアムズ(左)とテイタム(右)[写真]=Getty Images
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 今年のプレーオフで、2年ぶりにイースタン・カンファレンス・ファイナルへ勝ち進んだボストン・セルティックスは、5月18日(現地時間17日、日付は以下同)に行なわれたマイアミ・ヒートとの初戦を107-118で落としていた。

 だが20日の第2戦では最大34点差をつける猛攻を見せて127-102で快勝。シリーズ戦績を1勝1敗のタイとし、マイアミを後にした。シリーズは会場をボストンへ移し、22日に第3戦が行なわれることとなる。

 この試合、セルティックスはデリック・ホワイトが個人的な事情で欠場も、初戦を欠場していたマーカス・スマートアル・ホーフォードという先発陣が復帰。特にスマートは24得点9リバウンド12アシスト3スティールの大暴れ。

 さらにエーススコアラーのジェイソン・テイタムが27得点5リバウンド5アシスト、ジェイレン・ブラウンが24得点8リバウンド、グラント・ウィリアムズが19得点、ホーフォードとペイトン・プリチャードがそれぞれ10得点と続いた。

 ヒートは序盤で10点リードし、主導権を握っていたのだが、第1クォーター残り5分41秒でセルティックスがロバート・ウィリアムズ三世に代えてウィリアムズを投入すると試合は一変。

 セルティックスは13-18の5点ビハインドから57-27と一気に巻き返し、70-45で試合を折り返すと、そのままリードを保ってアウェイで貴重な1勝をモノにした。

 テイタムはチームへ勢いを持ち込んだキャリア3シーズン目のウィリアムズをこのように称えていた。

「彼は1年目からすごい進歩を遂げてきた。自身のゲームを磨いて、僕らから信頼される存在になったんだ。試合序盤を(ベンチから)見て、じっくり見てから、正しいプレーをしてくれたよ」。

 セルティックスは今年のプレーオフで黒星を喫した翌戦で4戦無敗。ウィリアムズはミルウォーキー・バックスとのカンファレンス・セミファイナル最終戦という大一番でキャリアハイの27得点を奪うなど、2ケタ得点を残した5試合でチームはここまで負けなしと、貴重な働きを見せている。

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