2022.05.19

イースト決勝初戦で殊勲の働きを見せたバトラー「チームとして取り組んできたこと」

ゲームハイの41得点をマークしたバトラー[写真]=Getty Images
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 5月18日(現地時間17日、日付は以下同)に行なわれたイースタン・カンファレンス・ファイナル初戦は、前半を終えてアウェイのボストン・セルティックスが62-54でマイアミ・ヒートからリードを手にしていた。

 ところが、第3クォーターに入ってヒートが39-14と爆走。セルティックスはこのクォーターにフィールドゴール成功率わずか13.3パーセント(2/15)に終わり、8本のターンオーバーを喫することに。

「我々はあのクォーターを除く3クォーターで勝っていた。だがあのクォーターが突出していたのは間違いない。第4クォーターで再び良いプレーをし始めて、相手のフィジカリティに対抗していた。だが(フィールドゴール)2/15で39-14から打ち勝つことは難しい」。

 セルティックスのイメ・ユドーカHC(ヘッドコーチ)がそう話していたように、セルティックスは第3クォーターを除く3つのクォーターではヒートを得点で上回っていたものの、試合は最終スコア118-107でヒートが先勝。

 なかでも際立っていたのがジミー・バトラーだ。第3クォーターに17得点3スティール1ブロックと爆発し、1人でセルティックスの総得点(14得点)を上回ってみせた。

 バトラーはこの試合でゲームハイの41得点に9リバウンド5アシスト4スティール3ブロックをマーク。そしてタイラー・ヒーローが18得点8リバウンド、ゲイブ・ビンセントが17得点3ブロック、マックス・ストゥルースが11得点2スティール、バム・アデバヨが10得点4ブロックと続いた。

「俺は正しいやり方でバスケットボールをプレーし続けていく。オープンだったらシュートするし、アタックして、オープンな男を見つけていく。正直なところ、これはチームとして取り組んできたことなのさ」。

 試合後にそう語ったバトラーは、今季レギュラーシーズンでは37得点が最多だったのだが、プレーオフに入ってからすでに3度目の40得点超えを記録しており、攻防両面でヒートを引っ張っている。

 そんな闘将を、エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)は「ジミー・バトラーはエリートな競争者。このリーグには数多くの選手たちがいるが、彼は勝利するために競い合っているんだ」と称えていた。

 セルティックスとヒートによるシリーズ第2戦は20日に行なわれる。ヒートがホームで2連勝できれば、シリーズを優位に進めていくことができるだろう。

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