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5月21日に開催された「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」セミファイナル第1戦で、琉球ゴールデンキングスは島根スサノオマジックと激突。最大21点差をつけられた琉球だったが、後半に怒涛の巻き返しを見せ94-85で逆転勝利を収めた。
「安藤(安藤誓哉)くんと金丸(金丸晃輔)くんを抑えたところは大きかったなと思います。そこを抑えたくて、(その他の選手には)シュートを打たせてもいいというか。ヘルプに来ている選手のところから第1クォーターはやられてしまった」と、琉球の桶谷大ヘッドコーチは試合を振り返る。
「チームのなかで冷静にやってる選手とパニックになってる選手がいて、その中で歯止めが利かなくなっちゃって。第1クォーターは主導権を握られてしんどい展開になって、それでも第2クォーター以降は我慢しながら、一つずつポゼッションを返していけたかなと。これもレギュラーシーズンでずっと自分たちが良いイメージを共有できていたからだと思います」
また、島根のオフェンスはある程度カバーできたと桶谷HCはコメント。「安藤くんにやられるのが一番怖かった。ペリン・ビュフォード選手にはレギュラーシーズン4戦である程度やられるっていうのは分かっていたので、そこらへんも踏まえて、また明日チームとしてゲームプランを遂行していきたい」と話している。
第2戦については「お互い、明日は死力を尽くして戦うことになると思う」と意気込んだ桶谷HC。「そのなかでもチームで共通理解を持って、冷静に戦うということ。今シーズンやり続けてきたことをできるかというのがキーになると思うので、そこの準備ですね」
この試合、沖縄アリーナには8020人もの観客が来場。桶谷HCは「今日はブースターの皆さんに勝たしてもらったようなもの。鳥肌が立つぐらい楽しかったです」と、ファンへ感謝の言葉を述べた。
21点のビハインドをはねのけての勝利は、第2戦に向けて大きなはずみとなっただろう。注目のGAME2は、22日の19時5分より沖縄アリーナで開催される予定だ。