2022.05.27
5月22日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」のセミファイナルが開催され、宇都宮ブレックスが川崎ブレイブサンダースとの第2戦に臨んだ。
第1戦に83-70で勝利した宇都宮は、試合開始から比江島慎が3本の3ポイントをヒット。その内1本はバスケットカウントも獲得し、4点プレーとするなど、エースとしてチームをけん引する。しかし、終盤に川崎の連続得点を許し、15-19で第1クォーターを終えた。
続く第2クォーターでは川崎を1ケタ得点に抑え込むと、終盤に鵤誠司の3ポイントシュートで宇都宮が逆転し、31-28で試合を折り返す。
迎えた第3クォーター、川崎のマット・ジャニングとニック・ファジーカスに得点を量産されるが、ジョシュ・スコットが11得点と宇都宮をけん引。互いに譲らず、52-52の同点で勝負の最終クォーターへ。
第4クォーターでは、終盤までリードチェンジを繰り返す激闘に。試合残り1分32秒に鵤の速攻レイアップで宇都宮が同点とすると、インバウンズの場面で比江島が川崎のボールをスティール。その後、比江島はドライブからファウルを獲得すると、フリースローをしっかりと沈め、宇都宮が2点のリードを奪う。
川崎はジャニングの逆転を狙った3ポイントが外れ、このリバウンドを比江島が獲得。篠山竜青がファウルで試合を止めるも、これがアンスポーツマンライクファウルとなり、比江島がフリースローで2点を追加する。さらに、直後のポゼッションでも比江島がフリースローを決め、宇都宮のリードが6点に拡大。藤井祐眞の得点による川崎の猛追を最後まで振り切り、77-73で宇都宮が勝利を飾った。
接戦を制した宇都宮は、比江島が5本の3ポイントを含む24得点6アシスト、スコットが17得点15リバウンド2ブロック、チェイス・フィーラーが12得点9リバウンド、鵤が10得点をマーク。クォーターファイナルの千葉ジェッツ戦から敵地で4連勝を挙げ、2年連続のファイナル進出を決めた。
一方の川崎は、ファジーカスが24得点11リバウンド、ジャニングが22得点6アシスト4スティール、ジョーダン・ヒースが12得点11リバウンドを挙げるも、ホームで悔しい連敗を喫して今シーズンを終えた。
■試合結果
川崎ブレイブサンダース 73-77 宇都宮ブレックス(@川崎市とどろきアリーナ)
川 崎|19|9|24|21|=73
宇都宮|15|16|21|25|=77
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