2022.05.23

CSセミファイナルで姿を消した川崎…佐藤HCは「優勝したかったので本当に悔しい」

2連敗でセミファイナル敗退となるも、選手をねぎらった佐藤HC[写真提供]=川崎ブレイブサンダース
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 5月22日、「B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22」のセミファイナルが開催され、川崎ブレイブサンダース宇都宮ブレックスと対戦。

 21日の第1戦で黒星を喫し、負けられない状態で第2戦に臨んだ川崎だったが、試合終盤に敵軍のエース、比江島慎に活躍を許し、77-73で敗戦。2021-22シーズンのCSでは、川崎はセミファイナルで姿を消すこととなった。

 試合後には、川崎の佐藤賢二ヘッドコーチがクラブを通じてコメントを発表。

 試合を振り返って、「最後の最後の大事なところで宇都宮さんがシュートを決めてうちが決まらなかった」と反省点に言及した指揮官だったが、「選手は最後の最後まで諦めずにボールを追いかけて頑張ってくれたので本当に感謝したい」と、シーズンをともに戦ったメンバーをねぎらった。

 川崎は、この日の第2戦の敗北をもって2021-22シーズンの全日程が終了。「シーズンを通して本当にハードワークしてくれていました」と同氏は選手を称賛したものの、ロッカールームでは涙する選手もいたという。

 最後の最後で主力のパブロ・アギラールが欠場するなど、シーズンを通して苦難も多かった川崎だったが、佐藤HCはそうした難しいチーム状況について「その都度全員で支え合ってチームとして成長してこれた」と話した。

 いくつものアクシデントをともに乗り越えた結束の強さを高く評価し、「その結果セミファイナルまでこれたことは本当によかった」と言う一方で、佐藤HCは「ファイナルまで行って優勝したかったので本当に悔しい気持ちです」ともコメント。2022-23シーズンは忘れ物を取りに、強くなった川崎が戻ってくることを期待したい。

 

 

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