2022.07.20

サンダーとのバイアウトに達したジャマイカル・グリーンが昨季覇者ウォリアーズ加入へ

昨季までの2シーズンをナゲッツでプレーしていたグリーン[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 7月20日(現地時間19日、日付は以下同)。ジャマイカル・グリーンオクラホマシティ・サンダーとの契約バイアウトとなり、48時間経過後に制限なしフリーエージェント(FA)になると『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者が報じた。

 また、同記者はグリーンの代理人を務めるマイケル・ホッジズがFAとなってゴールデンステイト・ウォリアーズとサインすることになると話していたと報道。

 グリーンは昨季でキャリア8シーズン目を終えた203センチ102キロのフォワード。ドラフト外で2015年にサンアントニオ・スパーズへ加入してNBA入りすると、メンフィス・グリズリーズ、ロサンゼルス・クリッパーズ、デンバー・ナゲッツでプレー。

 6月24日のドラフト当日のトレードでサンダーへ移籍していた男は、キャリア平均20.8分7.9得点5.7リバウンドに3ポイント成功率36.6パーセントを誇る32歳。昨季ナゲッツで67試合(うち先発は8試合)に出場して平均16.2分6.4得点4.2リバウンドを残していた。

 プレーオフのファーストラウンドではウォリアーズと対戦しており、5試合すべてに出場して平均13.7分4.0得点2.4リバウンドを記録。今季はそのシリーズに4勝1敗で勝利し、NBAチャンピオンとなったチームの一員としてプレーする見込みとなった。

 昨季覇者ウォリアーズは今オフのFA戦線でオットー・ポーターJr.がトロント・ラプターズへ移籍し、ネマニャ・ビエリツァNBAから離れるなどフロントコート陣が退団したことで戦力ダウン。

 グリーンはドレイモンド・グリーンのバックアップとしてパワーフォワード、あるいはスモールラインナップではセンターを務める時間帯も出てくるだろう。ウォリアーズにはケボン・ルーニージェームズ・ワイズマンというビッグマンがいるものの、ジャマイカル・グリーンが加わることでビッグマンの選手層が厚みを増すこととなった。