2022.11.30
昨季アトランタ・ホークスは、オールスターガードのトレイ・ヤングを中心とした布陣で2年連続のプレーオフ進出を飾るも、イースタン・カンファレンス・ファイナルまで勝ち上がった前年とは打って変わって、ファーストラウンド敗退に終わった。
ホークスはヤングの決勝弾で第3戦こそなんとかモノにしたものの、ヤングへ執拗なディフェンスを仕掛けてきたマイアミ・ヒートの前に1勝4敗で敗退し、ポストシーズンから姿を消していた。
するとホークスは、今夏に2つのトレードをまとめ、デジャンテ・マレー、モーリス・ハークレス、ジャスティン・ホリデーを獲得。その見返りとして、ダニーロ・ガリナーリ(現ボストン・セルティックス)、ケビン・ハーター(現サクラメント・キングス)を手放し、フリーエージェント(FA)戦線でガードのアーロン・ホリデー、ビッグマンのフランク・カミンスキーを補強。
8月20日(現地時間19日)に『Yahoo! Sports』へ公開されたインタビューで、ヤングは新たなバックコートの相棒とのプレーについて興奮を隠せずにいた。
「僕らが一緒にプレーするって考えると、なんだか恐ろしいことになるね。僕らがバックコートで組んだらどれほどダイナミックになるか、皆はまだ本当の意味で理解できていないと思うんだ。2人とも点が取れて、20得点以上できるうえに、1試合でそれぞれが9本以上のアシストを残せるからね」。
キャリア4年目となった昨季、ヤングは平均28.4得点3.7リバウンド9.7アシストに3ポイント成功率38.2パーセント(平均3.1本成功)を記録。一方のマレーも平均21.1得点8.3リバウンド9.2アシスト2.0スティールと、両選手とも平均20.0得点9.0アシスト以上をマーク。
マレーは昨季だけでトリプルダブルを13度も達成し、スティール王にも輝いており、2人ともオールスター出場(マレーのみ代替選出)を飾っていることからも、ホークスが誇る新たなバックコートデュオのポテンシャルの高さを感じさせる。
ホークスは今季、この2人を先発バックコートに据え、フロントコートにはディアンドレ・ハンター、ジョン・コリンズ、クリント・カペラが先発出場する予定。そしてボグダン・ボグダノビッチ、2人のホリデー、ハークレス、カミンスキー、オニエカ・オコングといった選手たちがベンチに控えている。
キャリア5シーズン目に向けて、ヤングも自信をのぞかせていた。
「もう誰か1人をダブル(チーム)することはできないよ。もしそうしたら、どちらかにやられることになる。それにこのチームには他にも武器があるんだ。だからきっと楽しいシーズンになるさ。プレーメイクができるデジャンテのようなガードがいることは、僕らにとって良い方向へ進むんじゃないかな」。
ヤングは23歳の若手ながら、昨季2155得点、737アシストと両部門でリーグ最多を記録。マレーが攻防両面でこの男をサポートできるのであれば、特に得点面ではさらなる脅威となるかもしれない。
まだシーズン開幕まで約2か月あるため、ここからさらにロースターが変わる可能性もあるのだが、ヤングとマレーによるバックコートデュオは、間違いなく今季のホークス最大の見どころと言えるだろう。
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