2022.06.21
昨季に続いて2年連続のプレーオフ出場を飾ったアトランタ・ホークスのトレイ・ヤングだが、今年はマイアミ・ヒートが敷くタフなディフェンスの前に苦しんでいる。
イースタン・カンファレンス第1シードのヒートと、プレーイン・トーナメントを勝ち上がって第8シードを手にしたホークスによるシリーズは、4戦を終えてヒートが3勝1敗と王手をかけており、27日にヒートのホームで第5戦が行なわれる。
ヤングはここまでシリーズ平均16.5得点4.3リバウンド6.0アシストを残すも、フィールドゴール成功率は35.1パーセント(20/57)、3ポイント成功率でも21.2パーセント(7/33)と不発。ターンオーバーはアシストと同じ24本を犯してしまっている。
ヒートはこの23歳のオールスターガードに対して、フルコートでプレッシャーをかけたり、ダブルチームで囲い込んだり、スイッチですぐさまカバーに入るなど徹底マークしており、第4戦後にヤングは「こんなに一貫してガードされることはなかったんだ。…高校以来だね」と漏らした。
The Heat defense held Trae Young under 10 points for the second time this series
Young: 9 points, 3-11 FG, 3-10 3-pt FG, 5 assists, 5 turnovers#HEATCulture pic.twitter.com/vQrgNmKyCZ
— Bally Sports Sun: HEAT (@BallyHEAT) April 25, 2022
もっとも、この対応は裏を返せばヒートのコーチ陣や選手たちからヤングが選手としてリスペクトされている証とも受け取れる。ホークスの最重要人物であり、シリーズを制するためにはヤングという男を徹底的に苦しめてスローダウンさせることが一番の早道ということなのだろう。
エリック・スポールストラHC(ヘッドコーチ)が「このチームのロッカールームにはとてつもないほどの闘争心を持った選手たちがいて、彼らは挑戦が大好きなんだ」と語ったように、ヒートにはジミー・バトラーやカイル・ラウリー、PJ・タッカーといったベテランがおり、闘争心をむき出しにしてヤングを止めにきている。
ヒートはヤングに対して、タッカーやゲイブ・ビンセント、ケイレブ・マーティン、ビクター・オラディポ、マックス・ストゥルース、ダンカン・ロビンソン、タイラー・ヒーローやラウリーを送り込んでおり、ヤングが2メンゲームでマークマンをはがしたとしても、バトラーやバム・アデバヨがスイッチして封じ込んでくる。
「彼はものすごく優秀なスコアラー。だからディフェンスで彼に仕事をさせないようにしている」というタッカーの言葉が、ヒートのゲームプランを端的に表現していると言えるだろう。
はたして、ヤングはヒートが敷く強固な守備網をかいくぐって活躍することはできるのか。1勝3敗で追い詰められて迎える27日の第5戦の攻防にも注目だ。
楽天モバイルなら
追加料金0円でNBAが楽しめる!【PR】
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約すると、通常4,500円(税込)の「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」で何と追加料金0円でNBAを楽しめます。
携帯キャリアを乗り換えず、「デュアルSIM」としての契約もおすすめ。最安料金は1,000円(税込)以下! 世界トップのバスケをお得に観戦できるチャンスをお見逃しなく。
八村塁の活躍を見逃すな!
世界最高峰のNBAを観るなら
WOWOWオンデマンドで【PR】
「WOWOWオンデマンド」とは、テレビやBS視聴環境がなくてもWOWOWのコンテンツを月額2,530円(税込)で楽しめるサービスです。
2022.06.21
2022.05.29
2022.05.17
2021.09.30
2021.09.06
2021.08.02