2022.11.04
10月13日(現地時間12日)、一昨季の王者であるミルウォーキー・バックスはプレシーズンマッチでブルックリン・ネッツと対戦。主力のヤニス・アデトクンボやドリュー・ホリデーらが30分以上出場するなど、開幕前のゲームにしては長時間のプレータイムとなったが、97-107で敗戦した。
ネッツ戦の結果により、バックスはプレシーズンマッチの5戦すべてで黒星に。しかし、大黒柱のアデトクンボは「成績で心配になることはないよ。僕が心配しなければいけないのは、自身やチームにとって良い習慣が築けているかということだ」と語り、戦績を特別気にしているわけではないようだ。現地メディア『ESPN』が伝えている。
「今のところ、まだ出せる声量には余裕があるし、焦っているわけでもない。勝利に飢えているわけでもないね。結局のところ、これはプレシーズンだ。レギュラーシーズンで自分たちの型を見つけるためにあると思う」

デュラント(右)とのマッチアップは会場を沸かせた[写真]=Getty Images
プレシーズンマッチのうち、アデトクンボが出場したのは同月7日のアトランタ・ホークス戦、13日のネッツ戦の計2試合。対ホークスでは20分の出場で19得点7リバウンド2アシスト、対ネッツでは32分の出場で24得点14リバウンド4アシストを挙げるなど、彼自身の調子は良好であると見ていいだろう。
ホークス戦のあとには「少しリズムが崩れていた」とも話していたアデトクンボではあるが、今回のトレーニングキャンプでは「自分のペースに自信がある」と、理想的な時間を過ごせていると話している。
「簡単にはいかないけど、僕が積極的に動いてハードにプレーすることが大事だと思ってるよ。僕は先頭に立って、一生懸命働く必要がある。チームのためにプレーして、ハングリー精神を持ち、チーム一丸となってディフェンスをしなければならない」
フランス代表のルディ・ゴベア(ミネソタ・ティンバーウルブズ)、スロベニア代表のルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)らと同じく、今夏には「FIBAユーロバスケット2022」に出場していたギリシャ代表のアデトクンボ。代表活動で見せた圧巻のパフォーマンスを、ぜひレギュラーシーズンでも披露してもらいたい。

ユーロバスケットでは1試合平均29.3得点8.8リバウンド4.7アシストを挙げたアデトクンボ[写真]=Getty Images
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