2022.11.06

渡邊雄太との“日本人対決”を振り返った八村塁…「ネッツにぴったりな選手だと思う」

激しい一対一も繰り広げた八村(右)と渡邊(左)[写真]=Getty Images
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 11月5日(現地時間4日)、八村塁擁するワシントン・ウィザーズはホームのキャピタル・ワン・アリーナで、渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツと対戦。57-69と12点ビハインドで試合を折り返したウィザーズだったが、後半で巻き返すことは叶わず、最終スコア86-128で敗北を喫した。

 試合後、インタビューに答えた八村は「今日はこういう結果になってしまったんですけど、彼(渡邊)もすごい良いプレーをしていた」と“日本人対決”を振り返った。

 第1クォーター後半からの出場となった両名。八村はコートイン直後にブラッドリー・ビールのアシストからレイアップを沈めるなど、軽やかな動きを見せた。第2クォーターでは渡邊と激しい一対一を繰り広げる場面もあり、惜しくも得点にはつながらなかったものの、白熱したマッチアップはファンを大いに沸かせたことだろう。

 前半こそネッツと競り合ったウィザーズだったが、後半では勢いを失い大差での黒星。八村自身もシュートを沈め切ることができず、「彼(渡邊)も含め、ネッツにやられたなという感じがしています」と悔しさをにじませた。

 ビールやクリスタプス・ポルジンギスなど、ウィザーズのポイントゲッターに渡邊は好守備を披露。八村は「(渡邊は)ディフェンスが持ち味というところで、どんどん活躍していってもらいたいなと思います」と語った一方で、「次は絶対に勝ちたいと思います」とリベンジへの意欲も垣間見せている。

「ネッツにぴったりな選手だと思う」と渡邊のプレースタイルを評した八村。「自分を見失わないで、しっかりアピールしていくことで、どんどんプレータイムも貰えると思う」と渡邊へ応援のメッセージを贈った。

 12月1日にネッツのホームで再戦するウィザーズ。今回は控えめなスタッツに終わった八村だが、次回のリベンジマッチではより洗練されたパフォーマンスが期待される。

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