2022.11.07
11月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズが敵地ウェルズファーゴ・センターへ乗り込み、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦に臨んだ。
今シーズン開幕から4戦で3勝1敗と勝ち越していたウィザーズだったが、10月29日のインディアナ・ペイサーズ戦からチームは3連敗。1日にホームで111-118と敗れていたシクサーズへのリベンジマッチで、ウィザーズはこの試合もモンテ・モリス、ブラッドリー・ビール、カイル・クーズマ、アンソニー・ギル、クリスタプス・ポルジンギスと2試合連続で同じ先発陣で迎えた。
八村塁は第1クォーター残り約5分半にベンチから出場。リング下でPJ・タッカーと接触しながらこの試合の初得点をマークすると、第2クォーター序盤にはミッドポストからダニエル・ギャフォードのアリウープをアシスト。
その後もクーズマが落としたショットのリバウンドに跳び込んでティップショット、リング下でショットを落とすも自らもぎ取り、オフェンシブ・リバウンドから加点。
後半に入っても左ベースラインからフェイダウェイジャンパー、リング下でボールをもらって決め切って7戦連続の2ケタ得点(10得点)に到達。さらにビールの華麗なレイアップをアシストし、32分53秒の出場で今シーズン初のダブルダブル(10得点10リバウンド)に4アシスト1ブロックをマーク。
ウィザーズは3ポイントシュートこそ成功率23.8パーセント(5/21)と不発も、ジョエル・エンビード不在のシクサーズのペイントエリアを攻め込んで68-38と圧倒し、121-111で勝利。連敗を3で止めて今シーズンの戦績を4勝4敗とした。
この試合ではポルジンギスが30得点9リバウンド3ブロック、ビールが29得点5アシスト、クーズマが18得点8リバウンド4アシスト、ウィル・バートンが11得点3アシスト、ギャフォードが10得点を記録。
そして八村はプレータイム、リバウンド、アシストで今シーズン最多を残しただけでなく、NBA4シーズン目で通算2001得点に到達。日本人史上初の通算2000得点を突破した記念すべき試合を勝利で飾った。
今後ウィザーズは、5日に渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツと対戦する。今シーズン初の“日本人対決”から目が離せない。
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