2022.11.08
11月5日(現地時間4日)、キャピタル・ワン・アリーナで八村塁を擁するワシントン・ウィザーズと渡邊雄太所属のブルックリン・ネッツが対戦した。
ホームのウィザーズはモンテ・モリス、ブラッドリー・ビール、アンソニー・ギル、カイル・クーズマ、クリスタプス・ポルジンギスの5人が先発出場。一方、カイリー・アービングとベン・シモンズが欠場のネッツは、エドモンド・サムナー、ジョー・ハリス、ロイス・オニール、ケビン・デュラント、ニコラ・クラクストンがスターティングファイブに名を連ねた。
八村は第1クォーター残り4分51秒からコートに立ち、直後にビールのアシストから初得点を記録した。すると、同2分11秒に渡邊が出場し、今シーズン初の日本人対決が実現。NBAの舞台で活躍する日本人同士のマッチアップが繰り広げられると、渡邊の6試合連続3ポイントシュートなどでネッツが28-38と10点のリードを奪った。
2人は第2クォーター開始早々にゴール下付近で激しい1対1。渡邊が八村の得点を阻止する好ディフェンスを見せた。デュラントを中心に攻め込むネッツがリードを保ち、57-69でハーフタイムに突入。前半終了時点で、八村は8分35秒で2得点2リバウンド、渡邊は7分13秒で3得点2リバウンドを記録した。
第3クォーターは64-89で迎えた残り4分49秒から同時出場。シュートがなかなか決まらない八村に対し、渡邊はビールやポルジンギスに対するディフェンスでも存在感を発揮すれば、プットバックで得点も挙げた。
26点差で突入した第4クォーターでは速攻を走ってレイアップを成功。八村にブロックされる場面もあったが、デュラントのアシストから2本目の3ポイント、スティールからジャンプショットを沈め、得点を今シーズン最多の12点に乗せた。その後もブロックやリバウンドなど攻守両面で躍動。24分2秒のプレータイムで14得点8リバウンド1スティール2ブロックの活躍を見せ、ネッツが86-128で快勝した。
ネッツではデュラントが28得点9リバウンド11アシストと大活躍を見せた。一方、ウィザーズではビールが20得点、クーズマが19得点、ポルジンギスが14得点10リバウンドを挙げたものの、八村はいずれも今シーズン最少17分41秒で2得点2リバウンドに1ブロック。連続2ケタ得点は7試合で止まり、チームとしても後半の24分間でわずか29得点にとどまった。
■試合結果
ワシントン・ウィザーズ 86-128 ブルックリン・ネッツ
WAS|28|29|13|16|=86
BKN|38|31|27|32|=128
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