2022.11.12

右ヒザのこわばりにより欠場が続くカワイ・レナードが5対5のワークアウトに参加

9試合連続で欠場しているレナード[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 今シーズンの優勝候補の一角、ロサンゼルス・クリッパーズは開幕6試合で2勝4敗と出遅れたものの、ここ6戦では5勝1敗と復調しており、11月11日(現地時間10日、日付は以下同)を終えた時点でウェスタン・カンファレンス6位の7勝5敗を残している。

 ここまでポール・ジョージの平均25.4得点6.1リバウンド4.5アシスト1.6スティールを筆頭に、このチームでは計7選手が平均2ケタ得点を残しているものの、ベストメンバーで戦うことができているとは言えない。

 それは昨シーズン、右ヒザ前十字靭帯を部分断裂したことで全休していたカワイ・レナードが本調子ではないからだ。レナードはここまでわずか2試合のみの出場で、いずれもベンチスタートで平均21.0分12.5得点6.5リバウンド2.0アシスト1.5スティールにとどまっている。

 右ヒザのこわばりによって、レナードは10月26日のオクラホマシティ・サンダー戦から9試合連続で欠場を続けているのだが、12日に5対5のワークアウトへ参加したことはクリッパーズにとって朗報となった。

 ただ、タロン・ルーHC(ヘッドコーチ)は「あれから彼がフロアで5対5をプレーするのは初めてだった。彼は思っていたより良かった」と話すも、「まだ(復帰に向けた)途中段階だ」と慎重な姿勢を見せていた。

 13日にホームのクリプトドットコム・アリーナで開催されるブルックリン・ネッツ戦を前に、指揮官はすでにレナードの欠場を発表している。ただ、レナードが今後どこかで復帰する可能性は十分あり、あと何度かワークアウトを重ねて万全の準備を整えてコートへ戻ることになりそうだ。

BASKETBALLKING VIDEO