2022.11.19

開幕4連敗からフォックスを中心に巻き返すキングス、5連勝でウェスト8位に浮上

キングスのトップスコアラーを務めるフォックス[写真]=Getty Images
バスケ情報専門サイト

 11月18日(現地時間17日、日付は以下同)。サクラメント・キングスはホームのゴールデン1・センターでサンアントニオ・スパーズ相手に一度もリードを許さず、130-112で快勝した。

 この試合ではディアロン・フォックスが28得点8アシスト、ドマンタス・サボニスが16得点8リバウンド、ハリソン・バーンズが16得点8リバウンド2スティールを記録。さらにベンチスタートのマリーク・モンクが26得点4リバウンド、トレイ・ライルズが14得点、チメジー・メトゥが10得点で勝利に貢献。

 この勝利で、キングスは2021年3月以来となる5連勝。マイク・ブラウン新HC(ヘッドコーチ)の下、今シーズンは開幕4連敗スタートとなったものの、翌5戦目からの10試合で8勝2敗と白星先行となり、8勝6敗でウェスタン・カンファレンス8位という好位置にいる。

 もしキングスが21日のデトロイト・ピストンズ戦も勝利となれば、2004-05シーズン以来初となる6連勝となる。現在、16シーズン連続でプレーオフ不出場というNBA史上ワースト記録を更新しているキングスだが、今シーズンは開幕5戦目から見事に巻き返していると言っていい。

 在籍6年目のフォックスを中心に、ビッグマンのサボニス、万能フォワードのバーンズ、新加入のケビン・ハーターとモンク、新人キーガン・マレー、さらにはデイビオン・ミッチェルやライルズ、テレンス・デイビスらがリーグトップクラスのオフェンスを展開しており、どこまで勝ち星を伸ばすことができるか注目だ。