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12月12日(現地時間11日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、アトランタ・ホークスはシカゴ・ブルズとホームで対戦した。
第1クォーター序盤から新人フォワードのAJ・グリフィンがトレイ・ヤングなどのアシストを受けて7得点を挙げるが、22-27とホークスがビハインドを背負う。それでも、続く第2クォーターではボグダン・ボグダノビッチが12得点と存在感を発揮し、58-50とブルズに逆転して試合を折り返した。
迎えた後半ではヤングの3ポイントシュートが決まると、クリント・カペラやグリフィンのバスケットカウントでホークスがリードを保ち、85-78で第3クォーターを終える。勝負の第4クォーター、ブルズのデマー・デローザンを止められず終盤に逆転を許すと、その後は一進一退の展開に。
ホークスの1点リードで迎えた試合残り8.7秒、グリフィンがボールをスティールされ、ブルズボールで試合が再開される。デローザンの逆転を狙ったシュートはリングに弾かれるも、デリック・ジョーンズJr.にリバウンドを取られると、グリフィンがシュートファウルを犯してしまう。残り0.4秒の場面で1本目のフリースローを決められ同点とされるが、ジョーンズJr.の2本目が外れ、そのまま試合はオーバータイムへ。
延長戦ではボグダノビッチとカペラの得点でリードを奪うが、残り22.8秒にコービー・ホワイトの3ポイントでブルズに同点とされる。ヤングが残り2.1秒にステップバックからミドルシュートを沈め、ホークスが2点のリードを奪うが、試合はこのまま終わらず、残り0.5秒にデローザンの3ポイントにボグダノビッチが痛恨のファール。デローザンに3本のフリースローをすべて決められ、ホークスは土壇場で1点のビハインドを背負ってしまう。しかし、ラストプレーでスローインのパスをグリフィンが空中で受けると、そのままアリウープレイアップをブザービーターでねじ込んだ。ルーキーの劇的な逆転シュートで、ホークスが123-122で勝利を飾った。
ホームのファンの前で激闘に勝利したホークスは、ボグダノビッチが28得点7リバウンド、ヤングが19得点14アシスト、グリフィンが17得点をマーク。一方のブルズは、デローザンが34得点13リバウンド8アシストと獅子奮迅の活躍を見せるも、悔しい敗戦を喫した。
■試合結果
アトランタ・ホークス 123-122 シカゴ・ブルズ
ATL|22|36|27|25|13|=123
CHI|27|23|28|32|12|=122