2022.12.23
12月19日(現地時間18日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、八村塁が所属するワシントン・ウィザーズはロサンゼルス・レイカーズとアウェーで対戦した。
9連敗中のウィザーズは、太もも裏側のケガにより欠場が続いていたエースのブラッドリー・ビールが復帰すると、29-30と互角の戦いで第1クォーターを終える。しかし、続く第2クォーターでは、レイカーズのレブロン・ジェームズやロニー・ウォーカー四世に活躍を許し、52-66と2ケタのビハインドを背負って試合を折り返した。
それでも、迎えた第3クォーターでは序盤からビールが次々とシュートを沈めて得点を伸ばすと、カイル・クーズマとクリスタプス・ポルジンギスの連続3ポイントシュートも決まり、88-87とウィザーズが逆転に成功。勝負の第4クォーター、開始から連続7得点を挙げてリードを拡大するも、デニス・シュルーダーやレブロンに3ポイントを決められると、その後はリードチェンジを繰り返す一進一退の攻防に。
中盤にレイカーズのトーマス・ブライアントに2本の長距離砲を決められると、レブロンにも次々と得点を許し、徐々にリードを広げられてしまう。それでも、ダニエル・ギャフォードが立て続けにダンクを決めると、試合残り33秒にはビールのジャンプシュートで同点に。直後にダブルチームの隙を突かれ、レブロンに豪快なダンクを叩き込まれるが、ビールがドライブから獲得したフリースローを沈め、残り23秒で再び同点とする。
レイカーズのラストプレー、ウィザーズはボールをキープするレブロンにダブルチームを仕掛けると、レブロンのパスがディフェンスに触れてルーズボールに。しかし、そのボールをレブロンに奪われると、インサイドにいたブライアントへパスを出され、勝ち越しのダンクを決められてしまう。最後はクーズマが逆転を狙った3ポイントを放ったが、これが外れてゲームセット。ウィザーズが117-119で接戦を落とし、10連敗を喫した。
2連勝としたレイカーズは、レブロンが33得点7リバウンド9アシスト、ウォーカー四世が21得点、ブライアントが16得点10リバウンド、シュルーダーが12得点7アシスト、オースティン・リーブスが12得点、ラッセル・ウェストブルックが9得点9リバウンド8アシストをマーク。
一方のウィザーズは、ビールが29得点、クーズマが22得点16リバウンド、ポルジンギスが21得点11リバウンド5アシスト、ギャフォードが12得点5リバウンドと奮闘するも、連敗脱出には一歩届かなかった。
■試合結果
ロサンゼルス・レイカーズ 119-117 ワシントン・ウィザーズ
LAL|30|36|21|32|=119
WAS|29|23|36|29|=117
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