2023.01.17

マブスから放出されたベテランのケンバ・ウォーカー、現在の目標はNBA復帰

今後の去就が注目されているウォーカー[写真]=Getty Images
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 1月15日(現地時間14日、日付は以下同)。『BasketNews』は、エンポリオ アルマーニ(イタリアのクラブ)がケンバ・ウォーカーとの契約をまとめていると報じた。

 同メディアによると、イタリアのメディア『Gazzetta dello Sport』はメディカルテストの結果を受けて、そのクラブがウォーカーと契約を結ぶという内容のものだった。

 32歳のウォーカーは、昨年11月30日にダラス・マーベリックスと契約。9試合の出場で平均16.0分8.0得点1.8リバウンド2.1アシストを残し、12月18日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では先発出場して32得点5リバウンド7アシストをマーク。

 ところが、1月7日にマブスからウェイブ(保有権を放棄)され、フリーエージェント(FA)となっていた。オールスター選出4度を誇るスコアリングガードが海外移籍となれば、大きな話題となってもおかしくはないのだが、どうやら本人の希望ではないようだ。

 17日。NBAインサイダーのマーク・スタイン記者は、ウォーカーと親しい人物から得た情報として、元オールスターガードはNBAでプレーする機会を手にすることにフォーカスしていると報道。ウォーカーはイタリアのクラブと契約はしておらず、契約合意もしていないという。

 NBAでは今月上旬から10日間契約が解禁されており、アトランタ・ホークスはベテランビッグマンのデリック・フェイバーズ、フェニックス・サンズはガードのセイベン・リーと10日間契約を結ぶなど、徐々に動き出している。

 ウォーカーがNBAで新たな機会を手にすることができるのか。今後の展開に注目していきたい。

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