2024.07.03

通算4度のAS、元ホーネッツのケンバ・ウォーカーが現役引退を表明「これはさよならじゃない」

元ホーネッツのウォーカーが現役引退を決断[写真]=Getty Images
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 7月3日、NBAで12シーズンにわたりプレーしたケンバ・ウォーカー(元シャーロット・ホーネッツなど)が自身のXで現役引退を表明した。

 ウォーカーはコネチカット大学で2011年にNCAAトーナメント優勝を成し遂げ、その数カ月のドラフトで全体9位指名を受けてシャーロット・ボブキャッツ(現ホーネッツ)に入団。2年目からは先発ガードに定着し、6年目の2016-17シーズンには自身初のオールスターに選出される。

 2018-19シーズンは自己最多となる1試合平均25.6得点を挙げるも、プレーオフ進出はかなわずチームを去ることに。その後はボストン・セルティックス、ニューヨーク・ニックス、ダラス・マーベリックスでプレーし、2023-24シーズンはASモナコ(フランスリーグ)と契約。活動拠点を海外に移して競技を続けていた。

NBA復帰も視野に海外リーグへ挑戦したウォーカー(左)[写真]=Getty Images

 昨夏に海外チームとの契約が報じられた際には、NBAへ戻る意欲を見せつつも「今の僕は新しい冒険にフォーカスしている」と、今後の展望に言及していたウォーカー。現役を退くにあたり、「僕に多くを与えてくれた神に感謝することから始めさせてほしい」と、Xでメッセージをつづった。

「バスケットボールは、私が想像していた以上のことをもたらしてくれた。私が描いた素晴らしい旅に、心から感謝している。私はバスケットボールから正式に引退することを決断した。本当に夢のようなことだった。振り返ってみても、いまだに私が成し遂げた業績は信じられないほどだ」

「私をサポートしてくれる存在がなければ、ここまで来ることはできなかっただろう。母、父、家族のみんな、“ファミリー”になってくれたチームメート、そして私を信頼して最大限の力を引き出してくれたコーチ。多くの人々に感謝を伝えさせてほしい」

「バスケットボールは永遠に僕の人生の一部であり続ける。だから、これはさよならじゃない。これからが楽しみだ」

通算4度のオールスターがキャリアに終止符[写真]=Getty Images

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