2023.02.08

ネッツとキングスでトレード成立…リーグ2年目のケスラー・エドワーズがサクラメントへ

2021年のドラフトでネッツに指名されたエドワーズ[写真]=Getty Images
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 2月8日(現地時間7日)、ブルックリン・ネッツサクラメント・キングスでトレードが成立し、ネッツはデイビッド・ミシノーのドラフト交渉権、キングスはルーキーのケスラー・エドワーズと金銭を獲得したと報じられた。『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー氏が伝えている。

 ネッツが放出したリーグ2年目のエドワーズは、201センチ92キロのフォワード。ペパーダイン大学で3シーズンに渡ってプレーし、2021年のNBAドラフトで全体44位指名を受けネッツに入団した。昨季オフに球団と2年の再契約を締結し、今シーズンは計14試合の出場で平均1.1得点1.0リバウンドをマークしている。

 ネッツはトレードにより、サラリーと贅沢税を合わせて800万ドル(約10億5000万円、1ドル131円で換算)を節約した模様。加えてロスターの枠も1つ確保し、さらなるトレードに向け動きやすい態勢を整えた形になる。

 一方で、獲得した交渉権の相手となっているミシノーはナポリ・バスケット(リーガ・バスケット・セリエA/イタリア)に所属しているポイントガード。2016年のNBAドラフトでニューオリンズ・ペリカンズに指名されたあと、同年のサマーリーグにはロサンゼルス・クリッパーズの一員として出場している。その後はNBAチームに加入することなく、昨年2月にキングスへ交渉権が移動していた。