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2月18日(現地時間17日)、NBAではオールスターウィークエンドが始まり、リーグ1・2年目の有望選手が実力を競う「Jordanライジングスターズ」が開催された。
今シーズンのライジングスターズは1・2年目の21選手、Gリーグの7選手の計28名が参加し、7名ずつ4チーム(Gリーグの7名は単独で1チーム)に分かれてトーナメントを戦う。各チームを率いるのはパウ・ガソル(元ロサンゼルス・レイカーズほか)、デロン・ウィリアムズ(元ユタ・ジャズほか)、ジョアキム・ノア(元シカゴ・ブルズほか)、ジェイソン・テリー(元ダラス・マーベリックスほか)といった往年の名選手で、8日にドラフトが行われていた。
試合のフォーマットには、規定のスコアに早く到達したチームが勝者となる「ターゲット・スコア」が採用。第1試合と第2試合は先に40点を奪ったチーム、決勝戦は先に25点を挙げたチームが勝者となる。
第1試合ではチーム・パウとチーム・デロンが激突。中盤までは互角の戦いを繰り広げた両軍だったが、ホセ・アルバラード(ニューオーリンズ・ペリカンズ)やパオロ・バンケロ(オーランド・マジック)らが怒涛の勢いで得点を挙げ、最後はキーガン・マレー(サクラメント・キングス)の3点弾で勝負アリ。40-25でチーム・パウが決勝戦にコマを進めた。
第2試合では、チーム・ジョアキムとチーム・ジェイソンが対戦した。チーム・ジョアキムは華麗な連携からダンクを連発し、ジェレミー・ソーハン(サンアントニオ・スパーズ)らがハイライトを製造。終盤には1点差まで詰め寄られる場面もあったが、13得点を挙げたクエンティン・グライムズ(ニューヨーク・ニックス)の長距離砲でゲームセット。40-32でチーム・ジョアキムがファイナルに進出した。
チーム・パウとチーム・ジョアキムが対決した決勝戦は、両者一歩も引かない大激戦に。チーム・パウは14得点をマークしたグライムズにゴールを攻め立てられるも、バランスの取れたオフェンスで応戦。バンケロやスコッティ・バーンズ(トロント・ラプターズ)らが要所でゴールを決めると、最後はアルバラードが長距離砲を炸裂し、25-20でチーム・パウが王座に輝いた。
MVPに選出されたのは、初戦で13得点1リバウンド1アシスト、決勝戦で5得点1リバウンド1アシストを挙げたアルバラード。チーム・デロン戦ではチームハイの得点で勝利の立役者となり、チーム・ジョアキム戦では土壇場で長距離砲を沈め、会場に歓声をもらたした。
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