2023.09.27
2月16日(現地時間15日、日付は以下同)のシカゴ・ブルズ戦。インディアナ・ペイサーズは、第1クォーター終了時点で24点ビハインド(15-39)を背負う苦しい展開となるなか、そこから巻き返して117-113の勝利を飾った。
この試合、ペイサーズは前半で無得点に終わったバディ・ヒールドが、後半だけで3ポイントシュート成功率75.0パーセント(6/8)の大暴れ。チームトップの27得点に4リバウンドの活躍で勝利に大きく貢献。
また、ペイサーズではアーロン・ネスミスが21得点7リバウンド3アシスト、マイルズ・ターナーが17得点9リバウンド3ブロック、タイリース・ハリバートンが16得点8アシスト、ベネディクト・マサリンとクリス・デュアルテがそれぞれ14得点と続いた。
そしてこの試合を終えて、ヒールドは3ポイントシュート成功数でリーグトップの230本をマーク。1996-97シーズンにレジー・ミラーが残した229本を抜き、ペイサーズの1シーズンにおけるフランチャイズ史上最多成功記録を塗り替えることとなった。
キャリア7年目、ペイサーズ在籍2年目のヒールドは、今シーズンここまで60試合にフル出場しており、平均32.0分17.5得点4.9リバウンド2.7アシスト1.1スティールを記録。そして3ポイントシュートは成功率42.6パーセントの高確率で、平均9.0本を放って3.8本も沈めている。
レギュラーシーズン残り22試合の時点で球団新記録を樹立した男は「ありがたいことさ」と切り出し、こう話していた。
「NBAの新たな時代なんだ。今ではみんながスリーを打つ。しかもハイレベルで繰り出すんだ。インディアナでレジーのようなレジェンドの記録を超えることは、ハードワークの証であり、ゲームへの献身、それに正しいスポットにいる僕をチームメートたちが見つけてくれたお陰さ」
今シーズンのヒールドは、昨年12月末の試合でNBA史上最速となる試合開始からわずか3秒で長距離砲を成功させる珍記録も打ち立てている。19日にユタ州ソルトレイクシティで開催される「NBAオールスター2023」のサタデーナイトイベントの1つ、「The STARRY 3ポイントコンテスト」に向けて、ミラー超えはヒールドにさらなる自信を与えることになったのではないだろうか。
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